犠牲祭は臭くなる覚悟で
明日は犠牲祭です。
本来犠牲祭は神聖な宗教的行事なのですが、
私の中では、犠牲祭とは、
フィファ姉さんちに親戚が集まって、
フィファ姉さんが用意してくれたヤギを1頭か2頭(その時のフィファ姉さんの懐具合による)屠殺して、
ヤギを解体して、
肉とか内臓とかを細かく切って、
串ヤギとグレ(香辛料が効いたシチューみたいな料理)にして、
みんなでワイワイやりながら食べる、
行事ですね。
去年はくわちゃんが微熱があったのをいいことに、結婚以来毎年参加してたのを初めて欠席しました。夫と息子たちは参加しましたけどね。
今年もフィファ姉さんからお声がかかったので、明日は午前7時頃に家を出発します。具合が悪い者もいないので、家族全員強制参加です。けっこう偉いと思いますよ。大学生や高校生の男子ですからね、ホントは友達とどっか行きたくても、こういう親戚行事はちゃんと参加しますから。こっそり私に「明日絶対行かなきゃダメなんだよね?」と訊いてくるヤツもいますが、「ダメだよ、行かなきゃ」と言うと、ちゃんと従います。しかし、うちで包丁も握った事もない男どもにヤギの解体をやらせてもね、要領が悪すぎて、肉がなんかぐちゃぐちゃに。
ヤギの匂いってけっこうキツイですから、それを解体する時点で、人間もかなり臭くなりますよね。最初からそこにいると、それほど感じはしないのですが。
そして、その串ヤギを炭火で焼くときも、煙に包まれ、非常に臭くなります。髪の毛も服も。
なので、明日フィファ姉さんの家に行く時は、汚れても臭くなってもいい格好で行かなければなりません。
たぶん午後2時過ぎには帰ってこれると思いますが、速攻でシャワーですよ。
暑い中、犠牲祭は、大変なんです。
また出た!にっくきネズミ!
日本のコンビニでネズミが発生ってニュースありましたね。
でも、自分ちの浴室にネズミが出没する方が怖くないですか?
最近また出たんですよ、うちの浴室にネズミが!
前の時の記事はコチラです。
上の記事の時に、排水溝のフタを取り替えたきりだったので、もう劣化してたんでしょうね、フタが。ストッパーもきかない状態でパカパカ開きましたから。なので、排水溝を伝って入って来たネズミが頭で簡単に持ち上げられて侵入可能だったのです。
トイレと一体になってる浴室なので、最近なんか排水溝のふたがよく浮いた感じになってるな、とトイレを使うたび思っていたのです。気づいた時にキチンとはめ直してたのですが、しょっちゅうそんな状態になってるので、おかしいな~誰か水の流れが悪いからフタ開けた?と考えていたのですが、ある時、遭遇してしまいました。
私が浴室のドアを開けたら、サササーーーッとなにか黒い物体が排水溝に消えていきました。あ、また出たな!二度目なので驚きはしません。こっち向かって走ってきたら、絶叫するけど、排水溝へ戻っていきましたから可愛いもんです。
すぐに、排水溝のフタをゴキブリとかネズミが入って来れませんよ、というモノに取り替えました。その後は出てきてませんから、よかったよかった。
しかしね、そのフタだと、水の流れがいまいちよくないんだよね。
水の排水速度が遅いから、タイルに水が溜まってしまう。これはこれで地味にストレスなんですが、まぁ、ネズミよりはマシか。
インドネシアに住んでると、ネズミ事件はいろいろありますね~。
最近可笑しかったのは、ネコのカリカリをネズミが食べてるのに(家の外ですよ)、その横で猫はだまーーってそのネズミを観察してたの。
その距離10センチくらいですよ。手ぇ、だせよ!!猫!!
ネズミもネズミで、猫の顔をチラチラ見上げながら食べてるんですよ。
なんかもうコメディみたいで可笑しくて、じっとその光景を見つめてましたよ。
猫(なんで、コイツ、アタシのご飯食べてんの?)
ネズミ(なんで、コイツ、猫なのに黙って見てんの?)
と、お互い思ってたでしょう。
配車アプリで帰宅する中学生
停電予定なので、予約投稿です。
家の前に見知らぬ車が止まります。ドアが開く音と同時にワイワイキャァキャァ賑やかな声が。また、来たな。中2のくわちゃんがお友達を連れて学校から帰ってきました。
くわちゃんの中学校は、息子たちも通った私立の中学です。うちから車だと12~13分の距離です。息子たちは自転車で通っていましたが、運動が大嫌いなくわちゃんは、自転車は嫌だと言い、最初は学校の送迎ワゴンを利用していました。行き帰りと往復で利用して、ひと月500,000ルピア(約3700円)でした。
二年生に進級してひと月くらい経った頃、くわちゃん、送迎ワゴンの利用は行きだけにしたいと言い出しました。理由を聞くと、帰りも利用すると、学校が終わったらすぐに待っているワゴンに乗らなくてはいけないのがイヤだ、と言います。
要するに、放課後、お友達とダラダラお喋りしたりしてのんびりしたい、という事なんですが。「じゃぁ、何に乗って帰ってくるの?ママ毎日なんて迎えに行けないよ」と言うと、当然の様に、「Go-jek!!」と言います。
今Go-jekは、インドネシアの生活には欠かせないアプリとなっています。主な利用は、配車と食べ物のデリバリ。
このGo-jekのバイクタクシーを利用して帰って来ると言います。中学から家までこのバイクタクシーを利用すると、一回6000ルピア。安い!!
行き帰りバイクタクシーを利用したとしても、送迎ワゴンの料金の半分です。
いや、しかし、値段の問題だけじゃないんだよね。朝もGo-jek利用しちゃうと、万が一バイクタクシーがつかまらない場合は困るし、バイクだから、雨降ったら濡れるじゃん。なので、朝だけは送迎ワゴンを続けて、帰りはGo-jekのバイクタクシーで帰ってくるというパターンで落ち着いてます。送迎ワゴン、半分の利用だから料金も半分か?と思いきや、350,000ルピアで、しっかりビジネスですわ。
で、時々友達と帰って来る時は、一人一人バイクタクシーを利用なんて面倒くさい事はしません。Go-jekバイクタクシーのお車版Go-Carというのがあるのです。Uberもあるけど、インドネシアでは大幅にGo-jekが勝ってると思うな。
そのGo-Carを使って帰ってくると、家まで15,000ルピア。4人で乗ったとすると、割り勘で一人4000ルピアもしない、バイクタクシーよりお安くなっちゃいます。
驚いたことに、学校の休み時間に、このGo-jekを利用して、おやつや食べ物を買ってもいいのだそう。へぇ~、今どきの中学生はぁ。
マックやタピオカドリンク、買ってるみたいだよ。
でも休み時間内に到着しなかったら、どうするんだろうね。まさか教室まで宅配!?
それはいくらなんでもないでしょう。