本のこと
最近読書に目覚めた四男(中三)、 何か本を買いに行こうと、本屋へ行きました。 そこで、あぁぁぁ!!! 東野圭吾の小説を見つけ、 感動してしまいました! インドネシア語版ですが、 なぜか日本語のタイトルの方がデカい。 インドネシア語のタイトルは、 『K…
二・三前に日本で話題になった小説を読むことが出来ました。 村山由佳『放蕩記』・湊かなえ『告白』です。 どちらとも、度胆を抜かれる展開で、ノンストップで読んでしまいました。 上記の流行作家の作品も好きですけど、私、三浦綾子さんの小説も好きなんで…
最近、浅田次郎さんの本を立て続けに読みました。 『地下鉄に乗って』は重松清さんの『流星ワゴン』に内容が似ていましたね。 昔の時代へタイムトリップして、若き日々の自分のオヤジと対面する。 『蒼穹の昴』と『中原の虹』はシリーズものだったんですね。…
不倫純愛(新堂 冬樹)・・・・・・・・・新堂さんてこんな作家だったっけ?と思うほどエロかった 死に花(太田 蘭三)・・・・・・・・・・・とても笑えました。シモネタのオジジギャグ炸裂です ネバーランド(恩田 陸)・・・・・・・・・やっぱ青春ってい…
最近読んだ本、まとめて感想です。 ユン・チアン著 ワイルド・スワン 三冊からなるノンフィクションの大作でしたが、作者の家族は毛沢東が独裁する中国共産党の下、それはそれは大変な苦労を背負い生きていかれました。 お婆ちゃんは将軍の妾として父親に売…
『手紙』 東野圭吾著 感想 強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く……。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か…
文明の発達と医学の進歩がもたらした人口の高齢化は、やがて恐るべき老人国が出現することを予告している。 老いて永生きすることは果して幸福か? 日本の老人福祉政策はこれでよいのか? 老齢化するにつれて幼児退行現象をおこす人間の生命の不可思議を凝視し…
小川 洋子 「博士の愛した数式」 家政婦紹介組合から『私』が派遣された先は、80分しか記憶が持たない元数学者「博士」の家だった。こよなく数学を 愛し、他に全く興味を示さない博士に、「私」は少なからず困惑する。ある日、「私」に10歳の息子がいること…
7作からなる短編集。 さえない中年独身男と、金持ちの彼氏と別れたばかりの女が出会う「月のしずく」、 二十年前の恋人を忘れられないまま、何不自由ない生活を与えてくれる夫と生活している妻と、その妻を献身的に愛する夫に奇跡的なできごとが訪れる「聖…
有吉佐和子が目撃した30年前の「不都合な真実」毒性物質がもたらす、環境汚染の実態。 工業廃液や合成洗剤で河川は汚濁し、化学肥料と除草剤で土壌は死に、有害物質は食物を通じて人体に蓄積され、生まれてくる子供たちまで蝕まれていく……。 毒性物質の複合…
最近読んだ本 重松 清著 「エイジ」 山本周五郎賞 受賞作 ぼくの名前はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。 その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった。 その日から…
重松 清さんは、私のとても好きな作家さんです。 このお名前からすごい堅い本を書く人かと思っておりましたら、家族の愛をテーマにとても暖かい作品を書く方でした。 この「その日のまえに」は、七つの物語から成り立っています。 ほとんどが、病気と闘う主…
私は海外に住んでいるため、話題の本だとか本の評判など全然耳にはいってこない状態でした。 今はネット設備が整っていろいろ検索できるようになったので、図書室からかりてきた後、あちゃーこりゃ失敗だったということもなくなりました。 リリー・フランキ…
上の子三人はまたまた親戚の家へ泊まりにいったので、静かな日曜日です。 夫は、今のうちの経済状態に危機を感じてか、再び大学へ行き資格をとるために勉強しています。 日曜日のみの大学です。 今日は朝六時に起きて、三男こたうたと、バトミントン。 ママ…
私が読む本は、隣の市にある日本人クラブの図書室から借りてきます。 日本人クラブに入会したのは、2008年の暮れだったと思います。 この国に住み始めて13年目になります。日本人クラブは、主に駐在員の方や、そのご家族が会員の場合が多いのですが、…
1Q84 「枝豆食べてて青豆さんを思い出した」ってとこが好きです。 やはり こっち側とあっち側 のお話でしたね。 登場人物がひとりひとりとっても個性的で、青豆の依頼主で年寄りなんだけども高貴なおばあさまに憧れてしまいます。 空気さなぎ は一体な…
大江 健三郎さんの「自分の木の下で」という本を読みました。 大江さんが現代の子供たちに向かって、さまざまなことを語られている本です。 やさしく丁寧な語り口調で、こんな感じで生徒に語りかける学校の先生がいたとしたら、 誰もがじーっと耳を澄まして…