犠牲祭は臭くなる覚悟で
明日は犠牲祭です。
本来犠牲祭は神聖な宗教的行事なのですが、
私の中では、犠牲祭とは、
フィファ姉さんちに親戚が集まって、
フィファ姉さんが用意してくれたヤギを1頭か2頭(その時のフィファ姉さんの懐具合による)屠殺して、
ヤギを解体して、
肉とか内臓とかを細かく切って、
串ヤギとグレ(香辛料が効いたシチューみたいな料理)にして、
みんなでワイワイやりながら食べる、
行事ですね。
去年はくわちゃんが微熱があったのをいいことに、結婚以来毎年参加してたのを初めて欠席しました。夫と息子たちは参加しましたけどね。
今年もフィファ姉さんからお声がかかったので、明日は午前7時頃に家を出発します。具合が悪い者もいないので、家族全員強制参加です。けっこう偉いと思いますよ。大学生や高校生の男子ですからね、ホントは友達とどっか行きたくても、こういう親戚行事はちゃんと参加しますから。こっそり私に「明日絶対行かなきゃダメなんだよね?」と訊いてくるヤツもいますが、「ダメだよ、行かなきゃ」と言うと、ちゃんと従います。しかし、うちで包丁も握った事もない男どもにヤギの解体をやらせてもね、要領が悪すぎて、肉がなんかぐちゃぐちゃに。
ヤギの匂いってけっこうキツイですから、それを解体する時点で、人間もかなり臭くなりますよね。最初からそこにいると、それほど感じはしないのですが。
そして、その串ヤギを炭火で焼くときも、煙に包まれ、非常に臭くなります。髪の毛も服も。
なので、明日フィファ姉さんの家に行く時は、汚れても臭くなってもいい格好で行かなければなりません。
たぶん午後2時過ぎには帰ってこれると思いますが、速攻でシャワーですよ。
暑い中、犠牲祭は、大変なんです。