洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

こんばんわ

皆様、約一ヶ月のお休みでした。
私は元気です。
さぁて、そろそろ復活するかなぁ~という心境になりましたので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします♪

復活初日には、ちょっと衝撃が過ぎる内容かもしれません。


四男こうた(小4)が、覚せい剤所持で警察に補導された!!

という電話がきたんです!!この時の衝撃といったら、ありませんでした。

ハナシはこうです。
家の電話が鳴ったで、とると、子供泣き声がワーワー聞こえてきました。
うちにかかってきた電話だから、泣いているのはうちの子供と、自動的に思ってしまいますよね、ふつう

これがまた、声もこうたにそっくりに聞こえたんです

その子供、しゃくりあげながら
「ママーーッ!!警察に捕まった!ひっ・・・ひっくひっ・・・!!」
って言うものだから、もう気が動転しちゃいましたよ。

すぐに大人の男の人が変わり、
「お母さんですか、こちら警察です。お子さん、学校サボってたんで補導したら、覚せい剤を持ってましてね、どうしますか?刑務所に入れますか?それとも示談にして・・・・」と言い出しました

この時点でも、私はまったく疑うことなく、もぅ膝がガクガクしちゃいましたよ。日本でだと、小学生が覚せい剤だなんて、あり得ないんでしょうけど、この国ではなんでもありなんですよね~。
いえ、決して自分の子供を信用してないわけじゃないんですけど、
その電話の男の人も
「いや、たぶん、友達に勧められたんでしょうけど・・・」なんて、もっともらしいことを言うんですよ。

それでものすごくしつこく、「刑務所にするか示談にするか」と早急に選択させようとするんです。
恥ずかしいハナシですけど、この国では、地獄の沙汰も金次第、という事で、なんでもお金で解決できちゃうんですよね。だから、交通事故でも事件でも、お金さえ払えば無かった事にできるのが、簡単なんです。
こんな悪徳警察官が実際にいたとしたら、告発してそっちこそ刑務所に入れてやりたいくらいですけどね。

で、私が一人では決められないから、夫に相談します、と言うと
その男の人、何と言ったと思います?
「とっとと、決めねぇと、お前の息子撃ち殺すぞ!!」
って言ったんです。ひ・・ひぇぇぇ~~~!!
それでようやく私もなんかヘンだなぁ、と思いましたよ。
現職の警察官が口にするセリフじゃないでしょう!?
きっと、イライラした犯人の地が出たんでしょうね。

だから私、もう一度息子を電話口に出してください、って言ったんです。
案外素直に出してくれましてね、まだ泣いている(演技だろ~)んですけど、私訊いてみたんです。

「アンタの兄ちゃんの名前言ってみな!!」って。
そしたら、その子供、泣き続ける(ずっと演技してろ!)だけで、黙ってるんですよ。
だから、はぁぁぁ~、これは、詐欺だとよぉやく気が付きました。

その場ですぐに電話は切りましたが、もぅ、しばらくドキドキでしたよ。

冷静に考えれば、いくらこの国でもあり得ないハナシなんですけどね。
しかしまぁ、子供を巻き込んで詐欺を働くって、すごいなぁ~。
その子供、名演技賞あげたいくらい上手だったよ。

日本でもまだまだいろいろな電話での詐欺が蔓延していると聞きますが、この国でも五・六年前から流行ってます。でもね、心臓に悪いから、子供が交通事故にあっただの、覚せい剤で捕まっただの、という種類はやめてほしいなぁ。