中学受験の健康証明

うちの三男小６で、明日あさってと続けて中学受験があります。
しかし勉強している姿は見た事がない。
パソコンいじっているか（YOU TEBUかゲームのみ）、携帯でピコピコ友達とメールをしている。

市内には５つの国立中学校がありますが、かなりの競争率でクラスで何人か受かればいい方です。
なので、三男は最初から次男が行っている私立へいかせる予定でした。
しかし、本人の希望で一番難関と言われている国立第一中学校を、受けるだけ受けたいというので、間違っても受かるわけはないのだけども、受験だけはさせることにしました。

揃えなければならない受験申し込み書類の中に『医師による健康証明書』というのがあり驚きました。
なにかい、体が弱い子や持病のある子は入学させないっていうのかい。

それでも揃えなければならない書類なので、個人の病院へ証明書をもらいにいきました。
普段は大変混んでいる病院なので、２時間くらいはかかるのですが、三男は１５分くらいで帰ってきました。
「どうした？やってなかったか？」と訊くと「いや、ちゃんと証明書もらったよ」と。

じゃ、なんで、そんなに早いんだ！？
いくら学校へ提出する書類といっても、医師が問診くらいして「元気だよね？」くらい訊いてくれると思っていました。

ところが、話しを聞くと、受け付の人に「証明書欲しいんですけど」と言った時点で、
「あぁ、中学用のね」といって、
その場で、その受付の人が書類を書いてくれ、
ご丁寧に医師のサインまで偽造して、ちゃちゃっと署名して渡してくださったそうです。

なんなんだ！？問診も診察も全然ナシで、
医師に会いもしないで、『医師による健康証明書』ゲットしちゃいましたよ。

いいんでしょうか。
こんな無意味なシステムなら、こっちは手間がかかるだけだし、医師が儲かるだけだから、とっとと廃止してもらいたいものです。