洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

色盲三兄弟

大学受験のため、医療機関で各種健康診断を受けた次男。
エイズ検査や薬物反応検査はもちろん陰性でしたが、
意外な事実が発見され、本人も肩を落として帰ってきました。

「オレ、色盲だった・・・・」


えー、そうだったの!?
今まで色盲の検査なんて受けた事なかったもんねぇ。


その事実を知った教育熱心な夫は、
「オマエの将来は完全に終わった・・・」といわんばかりの嘆きようでしたが、
はっきりいって、私はぜーんぜんそんなの屁とも思いませんでした。
世の中にはもっと深刻な障害や病気がたくさんあります。
色の見え方が人とちょっと違う事がそんな重大な事か?

それによって職業選択の幅が大幅に狭まると言うなら問題ですが、
完全な色盲ではなくて、色弱程度なら、パイロットや
自衛官や医師をめざさない限り、
何の問題もないでしょう。

家族でネット検索しながら、他の子供たちの色盲も調べてみました。
淡い色付きのつぶつぶというか、まるまるの中の数字が読み取れるかどうか、
昔小学校の時、学校で検査を受けたことがあります。

その結果、な、なんと、
三男を除く三人の息子が色盲でした。
娘のくわちゃんは正常です。保因者かどうかはわからんけどね。

両親のパターンでいうと、以下のようになります。
たぶんうちは、夫は正常で私が保因者だったのだと思います。
私の弟も色盲だったし。

  • 父親、母親ともに正常色覚の場合は、子供は全て正常色覚。
  • 父親が色覚異常、母親が正常色覚の場合は、息子は全て正常色覚、娘は全て保因者(色覚は正常)。
  • 父親が正常色覚、母親が色覚異常の場合は、息子は全て色覚異常、娘は全て保因者(色覚は正常)。
  • 父親が正常色覚、母親が保因者の場合は、息子の半数は色覚異常、娘の半数は保因者(色覚は正常)。
  • 父親が色覚異常、母親が保因者(色覚は正常)の場合は、息子の半数は色覚異常、娘の半数は色覚異常、娘の半数は保因者(色覚は正常)。
  • 父親、母親ともに色覚異常の場合は、子供は全て色覚異常。

息子の半数だったら、四人いるんだから二人のはずじゃない?
双子だから一人と計算されるのだろうか、二卵性なのにね。

そして、一番ひどかったのが、私!!
丸の中の数字、息子たちより見えないっ!
全然見えない。
みんなが見えるというものが見えないというのは、
なんだか不思議な気分でしたね。
みんなが見えないというモノ(お化けとか)が見えるよりかは、マシだけど。


昔はそんなことなかったと思うんだけど、
年取って重症化したんだろうか?
別に今の生活に支障はなにもないので、いいんだけど。

でも私よく写真の加工をしますが、
もしかして、私の写真すんごい色彩になってたりして!?

イメージ 1

イメージ 2