洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

チフスと宣告されたら一応疑ってみてね

前の記事《チフスと宣告されてもあせらないでね》を撤回いたします。
チフスと宣告されたら、一応疑ってみてください。あ、いえ、インドネシアの場合ですけど。

長男ぴかりんは、きっと正真正銘のチフスだったのでしょう。
こんなに高熱が続く病気は他には考えられません。

血液培養でチフス菌が出たという、動かぬ証拠を突きつけられたわけではありませんが、これはもぅ、医者を信じておまかせするしかありません。

インドネシアの医者も毎月いやというほど同じ症状の患者を診ているのですものね。
勘でチフスかどうか、判るのでしょう。
いやいや、インドネシアの医者を甘くみていました。
おみそれいたしました。私が悪ぅございました。
インドネシアのお医者様、ごめんなさい。

でも、ひとつだけ言わせてもらえれば、最初の診断時に
たった一言「チフスです。」で終わらせないで、チフスとはどういう病気でどういう症状が出て、どうように治療をし、どのように回復していくか、また治療をしない場合はどうなるか、等説明していただいていたら、もっと真剣に考えていたと思うんです。
ただ、「口から水分取れてるならいいよ。」これだけでしたから。

ぴかりんはおとといの夜入院をしました。
抗生物質やビタミンの点滴をはじめたところ、熱はまだ下がる傾向はありませんが、
体はだいぶ楽になってきたようです。

一応チフスの定義など・・。

主な症状は発熱で、38以上の高熱が続きます。解熱薬をのめば37くらいに下がることもありますが、きちんとした治療を受けない限り延々と続き、抗菌 薬でいったん解熱してもまた出てきます。頭痛、関節痛、全身のだるさ、食欲不振などの症状を伴います。下痢は半分くらいの人にみられます。腸のリンパ節に 潰瘍ができるため、腸出血や腸穿孔(せんこう)(孔(あな)があく)の危険があります。

 

治療は食事と安静と抗菌薬で行います。症状がある場合は、原則として入院治療となります。小腸に潰瘍ができるので、下痢はなくても消化のよい食事をとり、 安静を守ることが大切です。熱がなくなれば退院することは可能ですが、解熱後1週間くらいは腸出血の危険があるので、安静が必要です。


長期戦になりそうですが、大丈夫です。治る病気であれば心配はいらないでしょう。

イメージ 1

昨日は一日付き添いをしてまいりましたが、病院の静寂さと退屈さで、一日が三日くらいに感じました。
ぴかりんは一人でトイレにも行けるし、食事も食べられます。
寂しくないように誰かが二十四時間付き添いますが、付添い人用ベットもあるし、食事も病院で用意してくれます。三食昼寝おやつ付で、久しぶりにのんびりと読書などをして過ごしました。

イメージ 2

ぴかりんにはおかゆ、付添い人には普通食が。
わりとおいしかったです。

皆様には大変ご心配をおかけいたしました。
いろいろアドバイスや応援のお言葉をいただき、とても嬉しかったです。
本当にありがとうございました!!

イメージ 3