洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

学校からの呼び出し

「ボクは見てただけなんだけど・・・ベルトで遊んでいた友達が先生に怒られて、ベルト取り上げられたんだ。で、なぜかボクのベルトも先生の手に渡ってしまって・・・・返して欲しければママが取りにこいって・・・・」

毎度の事ながら、見え透いた嘘をよくペラペラつけるもんだなぁ。
四男こうた(小4)。
なんで、見てただけでアンタのベルトまで先生に取り上げられるの。
ベルトが勝手に歩いていったんか。

ベルトごときで学校まで出向くのも面倒くさいから
「返してくんなくていいよ、ベルト。新しいの買ってあげるからそれでいいでしょ」
と言うと、こうたは泣きそうな顔で
「ダメ!・・・・ママ取りに行って、今日!」

ははぁ~ん、『返して欲しければ』じゃなくて、間接的な『学校からの呼び出し』ですな、これは。
そういう事情であれば、行きますよ、学校。ヒマを持て余している身ですから。

30分ほどある学校の休み時間をめがけて行ったのに、着いたら休み時間終わってましたよ。

それでも教室の窓から覗いてみたりして、挙動不審な人をやっていたら年配の女性の先生の方から出てきてくれました。
手にはしっかりこうたのベルトが握られていたので、私がこうたのママということはバレバレだったんですね。

「こうた君を含めて三人がベルトでチャンバラやってたんですよ。他の子供に当たると、怪我をする恐れがあるんで、お母さんにも注意をしてもらおうと思ってご足労いただいたんですよ。すみませんねぇ。でも、他の子のお母さんは、二週間前に取りにきたんですけど、こうた君遅かったですね」

だと。今朝初めて聞いたぞぉ~。こうたのヤツ、あわよくば、先生が忘れてくれるのを祈っていたらしい。
年をとってもそういう事は忘れないんだぞ、先生という職業の人は。証拠のベルトもしっか残っているわけだし。

最後に
「こうた君、しっかり勉強させてくださいね~。成績下がってますから」
ともしっかり言われてきました。

五人の子供がいるけど、学校に呼び出されたのはこれが初めてだったなぁ。
さすが一番やんちゃ坊主のこうただ。

別にこうたを怒ったりはしないけどね。ただ、お友達に怪我をさせると大変な事になるから、そこんとこだけちょっぴりキツく注意しときました。

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