日本の歌
『Cabin in the Woods』
という映画をDVDで観たんですけど、発想が面白かったですよ。
恐怖映画で、五人の若者が森のコテージに泊まりに行くのだけど、そこでゾンビが出てきたり殺人鬼が出てきたり。でも実はそれは科学者たちが管理した環境での、作り出された化け物たち。
若者たちが襲われ喰われていく様子を、大画面で賭けをしながら鑑賞する科学者たち。
というオハナシなんですけど。
そこでね、各国のホラー大会みたいな設定があって、
日本のチームは
幼稚園児が貞子を囲んで、『どんぐりころころ』を歌っているんです。
それを見た、うちの子供たち。
「あ!!この歌知ってる!!」
と昔を思い出した様子。
「ママ、この歌って怖い歌だったの?」
「いや、怖い歌じゃないよ。普通の子供の歌だよ」
と言ったんだけど、子供たちはなぜか『どんぐりころころ』は怖い歌だと信じて疑わない。
そして、なぜか毎日のように口ずさんでいる。
どんぐりころころ、どんぐりこ。
お池にはまって、さぁ、たいへん。
そこまでは、いいんだけと、次、きまってこう歌うんですよ。
おじょうが出できて、こんにちわ。
ぼっちゃん、一緒に、あそびましょ♪♪♪♪♪
おじょう、って誰。
なんだか、おじょうと歌われると、本当に怖い歌みたい。
白塗りの年いったおじょうが、「ぼっちゃ~~~ん・・・」って。
あとね、くわちゃんもね、『崖の上のポニョ』の歌、ヘンに歌うのよねぇ。
決してわざとじゃないのよ、
あの子と跳ねると、心も躍るよ~♪
というところを
あの子とハメると、心も躍るよ~♪
って。なんだかいやらしいから、いつも注意するんだけど、中々なおらない。
日本の歌って、面白いね。