洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

一緒に祈ろう会・・・のち、汚水処理

イメージ 1

イメージ 4


昨日の元旦はシス兄さんの健康回復を祈って『一緒に祈ろう会』が我が家で行われました。
前日から準備をし、当日は朝から大忙しでした。
親戚が子供を含めて約80人ほど集まり、とてもじゃないけど家の中では一緒にお祈りできないので、カーポートの床をキレイに洗ってから敷物をしいて、お祈りの場所としました。

イメージ 2

女性陣の一番手前がフィファ姉さんです。
気丈な姉さんなんですが、このお祈り中、姉さんの頬にはいく筋もの涙が伝わっていました。
シス兄さんとフィファ姉さんの親戚が真っ向から対立したり、マジックの祈祷師関係で息子とケンカしたり、とインドネシアではありがちな泥沼状態真っ只中のフィファ姉さん。
シス兄さんの看病と仕事の両立で、心身ともにかなりつらい状況に陥っていると思われます。
それでも、私たちの前では笑顔を絶やさず、しっかり者のフィファ姉さんです。

お祈りも終わって、親戚一同湿った雰囲気は全く無く、いつもの宴会状態でワイワイやっていたところへ、お皿を洗ってくれていた義妹が「お義姉さん、水流れないよ~!!」と言ってきました。
はっ、今朝から水詰まり状態だったの忘れてた。

大量のお皿やコップ、鍋などの汚れ物のオンパレード。
洗い物ができないとなると、一大事です。

しかし、この水詰まりを解消するには、洗い場の床下にある『コントロール溝』という汚水溜めを開け、詰まりの原因となっている異物を取り除くしか方法がありません。

そういう汚い仕事はいつもE君の担当なんですけど、E君はシス兄さんの病院で付き添い中で居ません。
はて~どうしよう~困ったナァ、と思っていたところへ
「どれどれ、オレがみてやるよ」と頼もしく登場したのは、あのアウレルの父ちゃんでした。
娘を一週間も預けた負い目があったのか、率先して『コントロール溝』のふたを開けてくれました。
それを開けた瞬間
「うっ・・・!!!」側にいた者はみんな鼻を手で覆いました。
ひ・・・ひどいニオイです。先日のえびの頭の腐敗臭ほどではありませんでしたが、ツンとくる便所系の目にくる臭さです。排水されず溜まった汚水、しかもヘンなものがいっぱいプカプカ浮いています。

アウレルの父ちゃんは、その汚水へ腕を突っ込み、管を探し出そうとしています。
正月用の小奇麗な服装だったのに、あ~あ~あ~。
こういう時、うちの夫は、何やってんの!?
と探しにいくと、親戚たちと雑談中でした。
「ちょっと、アウレルの父ちゃんにだけやらせるもんじゃないでしょう、手伝いなさいよっ!」
と引っ張ってきて、バケツに汲んだ汚水をトイレへ流しにいく係りを命じました。
そのうち義弟や義妹のダンナも加わり、大勢の男たちが汚水と汚物との果てしなき戦いを続け、
格闘すること小二時間。

神聖なお祈り兼新年のお祝いの会が、後半汚水処理と変わり、家中嫌なニオイが立ち込め、垂れた汚水の始末で私も大変な目にあいました。
元旦そうそう、なんなんでしょ、これは。

でもね~、詰まり解消してもらって良かったですよ。
夕方からかなりの長時間に渡って、大雨が降ったんです。
これ、修理は明日にしよう~などとやっていたら、家中汚水まみれ間違いありませんでした。
最初に腰を上げてくれたアウレルの父ちゃんに感謝です。

イメージ 3