洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

赤ちゃんのインドネシア式沐浴

インドネシア式赤ちゃんの沐浴の仕方を紹介します。
インドネシア人は大人も一日2回シャワーを浴びます。
赤ちゃんも例外ではなく、一日2回沐浴をさせます。

イメージ 1まず、沐浴セットとベビーバスにぬるま湯を入れたものを用意しておきます。









母親はまだ傷が痛むので、近所のオバチャンに家に来てもらい、沐浴をお願いします。









赤ちゃんを膝にのせ、服を脱がした後は、石鹸で体頭を洗っていきます。









脇の下や、大事なところもキレイキレイします。










イメージ 2赤ちゃんをひっくり返して、背中やオシリを洗います。










全身洗い終えたら、ベビーバスにいれて、石鹸を洗い流します。









そして、また膝におき、タオルで水気をふき取ります。










うつぶせにして背中にパウタ゜ーをはたきます。




この、白い布みたいもの、インドネシア版さらしとでもいうのでしょうか、グリタ(タコという意味)という、赤ちゃんのお腹に巻きつけて使用します。

イメージ 3グリタの上に赤ちゃんを置き、パウダーをはたいてから、グリタのヒモを結んでいきます。









このヒモの結び方がちょっとしたコツが必要で、たて結びでやっていきます。









ヒモの長い方を次の結び目にしまっていく感じで結んでいくのですが、慣れないと、布が肌に密着しないで、グリタ全体がズルズルと下へ下がってきてしまいます。
防寒と内臓強化の意味があるということです。




最後に、服を着せ、布一枚で出来ている薄っぺらいオムツをあてて、完了です。
美白願望が強いインドネシア人は、これでもかというくらい顔にパウダーをはたき、白くて可愛い赤ちゃんの完成です。






久しぶりの赤ちゃんの沐浴、私がやってあげたいくらいでした。
私の最初の子供は双子だったので、一日2回4セットの沐浴は大変でした。
しかし、朝は寝汗やしっこなんかで汚れてますから、スッキリさせるために必要ですし、
夕方は一日の汗と汚れを流すために沐浴は欠かせません。
沐浴のあとは、赤ちゃんもスッキリするのか、おっぱい飲んでよく寝てくれます。

懐かしいナァ~赤ちゃん。
でも、やっと自由になった今、もう一人欲しいなんて、全然思いませんけどね。

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