洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

お金売り

断食にはいって今の時期、アジア特有の数ある道路脇きで商売をする路上物売りの中で、
今時期限定で売っているものがあります。

それは・・・・・・お金。
新札を売っているのです。


これは、断食明けの、日本でいうとお正月にあたる時期に、親戚や近所の子供たちにお小遣いをあげる習慣があるのですが、そのおこづかい用の新札です。

銀行でも新札への両替はできるようですが、よほど親しい人がいるか、大口預金者でない限り、
『新札は品切れです』と言われるのがオチです。

路上売買で、10,000ルピア札の新札を10,000ルピアで売ると商売は成り立ちませんから、
10,000ルピア札の新札は11,000ルピアで売られています。
額面金額の10パーセントプラスの売値です。

1,000円札を1,100円で買う、という感覚ですね。
1,000円だとまだいいですけど、
10,000円を11,000円で買えと言われたらどうでしょう?
10万円を11万円でとなると、確実にイヤですね。

それだったら、子供らにやる小遣いは、新札でなくてもいいですよ。
お金はお金だもの、お札に携帯電話番号が書いてあるとか、いやらしい絵が描いてあるとかじゃなければ、別にねぇ・・・・いいよねぇ。

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