富江です

リサさんの四匹の子供のうち、一番ブサイクなのが、この子でした。

最初『ナナ』という名前をつけたんだけど、どうも、『ナナ』というイメージじゃない。

なので、改名。『富江』と名づけ直しました。

なんだか、黒いものを間違って漂白してしまった感じのまだら模様です。

口の下だけが白く、それもポカーンと口を開けているように見え、ますます馬鹿づらっぽい。

だからなのか、性格なのか、いつも他のネコにイジメられています。

強烈な性格のピピンちゃん、妹なのに姉を苛めています。

わりと大人なし目のレオ君も、富江にだけは『首絞め』や『四の字固め』をかけて、得意になっています。

かわいそうな富江ですが、一番私になついていて、私の膝にチョコンと乗ってきては、ウトウト眠ります。

みったくなくても（私の地元の方言なんですけど、ブサイクという意味）、いじめられっ子でも、

一番可愛い富江なのでした。


富江という名前は、好きな作家の、ある小説の脇役名からとったのですが、お分かりらなった方いらっしゃいますでしょうか？（笑）