洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

ぶん殴ってやる、ブタ娘

さっきくわちゃんを、アラビア語の勉強会に連れて行った時の出来事なんですが。
最初にモスクの前に同じクラスごとに整列するんです。そして、大きな声で決まったフレーズを暗礁したものを唱えたりして、その後教室へと入るのですが、それが終わった後、くわちゃんめずらしく泣きながら私の所へ駆け寄ってきました。

どうしたのかとアレコレ理由を尋ねましたが、泣きじゃくるばかりで答えません。
そのうち、お友達はみんな教室へ入っちゃって、くわちゃんと私だけ取り残されました。
しばらく教室にまでなんてついていってなかったから、じゃぁ久しぶりに見学ついでに中まで入ってあげるよといい、教室までついていき、隅にくわちゃんと2人で座ってじっとしていました。
それでも事情聴取はやめません。
「どうしたの?誰かにいじめられたの?言ってごらん、ママそいつぶん殴ってきてあげるから。」
と言って聞き出すと、やっと正直に話してくれました。
「あの子がね、さっきま整列の時、くわちゃん並んでいたら横入りしてきて、くわちゃんは一番後ろに一人で並べって言って列から追い出したの。」と一人の女の子を指差しました。
その子はみるからにふてぶてしい顔をしていて、ジャイ子そっくり。
このブタ娘め!うちの大事なくわちゃんをいじめるなんて、私が許さないよ!と熱くなりました。

なぜでしょうね、息子たちがケンカしたり苛められて帰ってきても
「男なら一発殴られたら、二発殴り返せ!!やられたままでなんて絶対いるな!!」と口だけで、私が出て行こうとまでは全然思いませんでしたけど、くわちゃんは別なんですねぇ。
やっぱり女の子だからなのかしら。私の分身と思えるので、苛められてそのままでなんかいられるわけないんですよ。しかし、相手は幼稚園児くらいの女の子ですからねぇ、まさかいきなり側に行って、本当にぶん殴るわけにはいきませんもんねぇ。
だからね、くわちゃんが先生に呼ばれて前に行っている間にその子の側に行って言ってやったんですよ。
「あのさぁ~くわちゃん苛めないでくれるぅ~!?くわちゃんね、アンタと友達になりたいんだってさ。だから、仲良くやってやってよ。」って。なんだか、びっくりしすぎて無表情な顔してましたけどね。
その後、くわちゃんにも言ったんです。
「さっき、あの子ぶん殴っといたよ。そしたらね、あの子もくわちゃんと友達になりたかったんだってさ。だからいじわるしたんだって。」
ふぅんとわかったような、わかんないようなヘンな顔してたけど、くわちゃん。
この先どうなるかなぁ~。毎回こんなふうに泣きつかれたら、私の大事な読書タイムが減るんだよっ!!
だから、みんなと仲良くしておくれ、くわちゃん!!
女の子なんてさぁ~、幼稚園でも小学校でも仲間はずれとか陰口とかって趣味というか、潤滑油みたいもんじゃない。
私だって、よく苛めたし、苛められたもん。
陰険な苛めはイカンけど、たあいのないことだったら目をつぶろう。

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