洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

やっかいな人がまたきた

あの彼女がまたやってきました。
自分の家や古タンスを私に売りたがっていたあの彼女です。
今度はナシ・ブンクスという、包みめしを売りにです。

またしてもご主人が失業状態みたいです。
彼女の一生懸命家計を助けようと頑張っている姿勢はとても尊敬します。
私も頑張っている人は応援してあげたいので、最初来た時、包みめし5個買ったんです。

値段は、通常のものより少し高めでした。
でも、まぁ、うちもしょっちゅう包みめしは利用してるし、おいしいなら別にいいや、と思いました。

しかし!!包みを開けて、びっくり仰天!!

ご飯がとても少ない。大人なら5口で食べれてしまうくらい。
おかずももっともっと少ない。大人の親指程度のアヒルの揚げ物が一切れだけ。しかも骨だらけ。
これでこの値段は詐欺だよぅ!

次の日もまた来たんでね、はっきり言ったんですよ。

「この値段であの量はないんじゃない?他のところはもっと安くておかずもいっぱいた゜よ」って。
なんだかちょっとキツく言ってしまったんで、もう来ないかなと思ったら、翌日また来ました。

「量多くしたから買って」って。

見た目からして量が増えてることがわかったんで、今度は2個だけ買いました。

夫がその包みめしを一口食べて「ウグッッ!」という、ヘンな声を上げました。

次の言葉は「このご飯、腐ってる!!」でした。

「ええぇーーーっ!?ホント!?」

私も一口食べてみました。腐っているというか、米の見た目が灰色っぽくて、中まで煮えきれてなく‘めっこごはん’っていうんですか!?芯が残ったご飯になってました。とにかく美味しくないのは確かです。

彼女、ご飯の量多くしたはいいけど安い米を使用したようで、炊くときの水の加減も適当だったんでしょう。
しかし、味見くらいしないのかねぇ。

おかずの量は相変わらず親指大です。

「もぅ、二度と買わなくていいっ!」
と温厚な夫が言いました。
「あの人は自分の利益しか考えてないから、材料や調味料に何を使うかわからない。危ない」
と言います。

私も助けてあげたいのはやまやまだけど、毎日美味しくない包み飯を買わされるのはかなわないし。
「正直にこの包みめしの欠点を教えてあげたらどぉ?」と提案しましたが
「インドネシア人はプライドが高いから、そんなこと言ったら逆恨みされかねない。
黙って買わないのが一番」と言います。

なので、その通りにして、その後は一度も買ってません。
毎日のように
「今日は包みめし、買いますか?」とメールがくるけど、返事していません。

そのうち、突然また家に来るよ、絶対。や~だなぁ、もぅ。

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コレは彼女のナシブンクスではありませんよ♪

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