隣の家の解体作業

隣の家が建替えの工事を始めたので、ものすごいうるさいです。
ゴンゴンゴン　ガンガンガン
古い家の解体を行っているのですが、すべて手作業です。
大工さんが手にハンマーを握り締め、思い切り壁をぶち壊してます。
あれ、ストレス解消にいいかもですね。
「私もちょっとお手伝いさせて」
と言ってみようかしら。

なぜ解体は手作業なのか。
機具を使うより人件費の方が安いからなんでしょうけど、もう一つ理由があります。
家のパーツでまだ使えるものは、きれいに取って再利用するからです。
窓・窓枠・ドア・ドア枠・鉄格子などなど
木材や壁に埋まっていた鉄なんかもまだまだ使えそうなものは再利用です。
まめな人は、便器とか電気のコンセントの差込口なんかも取ります。
新築の家にそんなケチくさい、古いものなんか使わないわ！という人でも取れるものは全部取るはずです。
なぜなら、どんなものでも売れるから。

あらかたむしり取った家の残骸ですね。

奥に見えるのが窓枠と鉄格子です。

瓦もしっかり保管です。

うちの並びで建替え中の家が二軒あります。
雨季の洪水対策で家の前の道路を高くしてしまったので、
道路より家が低い家は豪雨のたびに雨水が家の中にまで入り、大変なんだそうです。
だったら、道路高くする時、反対すればよかったのに。