息子がオタクに

「ママ、シゲキの巨人って知ってる？」
「何それ、知らない」

中一の三男が『シゲキの巨人』って言うので、てっきり『刺激の巨人』という、なにやらエロっぽいアニメを想像しましたが、これは『進撃の巨人』の誤りでした。

三男、最近はまっているのがこの『進撃の巨人』です。

ずーーっとパソコンで鑑賞しているんです。

内容を訊いてみると、巨人の怪物が人間を食いまくり、その巨人と闘おうとする人間たちの物語だそうです。

そんなもののどこが面白いの、と鼻にもかけませんでしたが、なんだかこの『進撃の巨人』って、日本でも物凄いブームなのですってね。
知りませんでした。

なんでも、コミック本の売り上げが『ワンピース』に次いで第二位だそうで、来年映画化も決まったらしい。


インドネシア語のマンガも出ています。

なんでまた、人間を食いまくる巨人のマンガが若者に受けるのか、私には理解不能ですが。

で、三男が言うんです。

「ママ、『進撃の巨人』のジャンバー買って！！」って。

そんなもん、どこで売ってるんじゃ？インドネシアにあるわけないだろ。

と思ったのですが、これが大間違いでした。

三男が、ネット販売で売っているというので、調べてみると、


おぉぉぉ！！！ある、ある、ある！！！


ジャンバーだけじゃなく、Tシャツやカバンや時計まであるよ！！

なんなの、インドネシアでこの『進撃の巨人』ブームは！！

私は人食い巨人の顔がついたジャンバーとかTシャツとかカバンや時計を想像していて、気持ち悪いな、そんなもん身につけてどうすんの、と断固反対しようと思っていたのですが、そういうのは一部でした。

闘う人間が武器とする剣のモチーフが『進撃の巨人』のシンボルみたいです。

一例で～す。

あ、これは、まさしく人食い巨人の顔がついたTシャツでした。

かばん。

財布。

すごいなぁ。著作権を全く無視した商品たち。
日本だったら逮捕されますね。