洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

霊が見える子供

「あ~、もう耐えられないから、一晩ここに泊めてくれる!?」

義妹がやってきて言いました。
「夫婦喧嘩でもしたの?」
と訊くと、そういうわけではありませんでした。


なんでも、義妹の次男四歳が、毎晩午前一時に目を覚まし、
「知らない子供がいるよ~!僕の足、ひっぱるよ~!」
と言って、朝方まで泣きっぱなしだというので す。

それにつきあう義妹は寝不足で、一度寝床を変えてみて、それでも次男が同じく夜中に起きて泣くか、試してみる、といってうちに来ました。

義妹も霊感が強い体質で、確かに、最近子供の霊の気配を感じると言っています。
でも前は、背の低い長い黒ひげをはやしたお爺さんが、時々夜中に見える、といっていました。

最近は、そのお爺さんは現れないそうで、その代わりに子供が来るんですって。
もしかして、孫か!?

どっちにしても、あんまり歓迎したくないですよね~。

可笑しかったのは、義妹のダンナは全然鈍感な人で、霊感ゼロなんですが、
彼が夜スプリングベッドで一人で寝ていると、隣で、子供がピョンピョン跳んで遊んでいたそうです。自分の子供じゃなくて、霊の子供がね。

彼は、全然怖くなくて、
「うっせーなー!寝んの邪魔すんなよっ!」
と言って、子供の足を掴もうとしたそうです。

でも、掴めなかったよ・・・。
と笑い話しにしてました。



うちに泊まった夜、義妹の次男は、いつも通り午前一時に起きて泣き出そうとしました。でも義妹が
「ここは、くわちゃんのうちだよ、ヘンな子供はいないよ」
と言うと、安心したのか、スーっと再び寝付いたそうです。


ということは、義妹の家は本当に霊がいるって事ですかね?
はっはっはっ!私は全然信じませんよ~!
いたって別にいいじゃん。何か迷惑かけるんですか?
怖がるから、調子に乗って、しょっちゅう出てくるんじゃないですかね?

でも、秘かに霊感がなくて良かったぁ~、と思っている私でした。

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