洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

『預かっていきますね~』詐欺

おととい、義弟が被害にあった事実の出来事です。

義弟夫婦は共働きで、日中は、嫁のお母さんが留守を預かってます。
おととい、お昼頃、見知らぬ若い男性が一人で義弟の家を訪ねてきました。

「ヨヨさん(義弟の名前)のお宅ですよね。ワタクシ、ヨヨさんから頼まれて、コンピュターが壊れたので、修理にだすように言われてきたんです!」

とその男は愛想よさげに言いました。

年取ったお母さんの事ですから、すっかり信用してしまって、
「あ、そうなんですか」
と、あっさりコンピューターを渡してしまいました。

その男、お母さんの前で、さも義弟に電話してる風を装って

「今、家つきました~。お母さんから、コンピュター預かっていきますから~、はい、はい、わかりました~」

などとも、やってのけたそうなのですよ。

その時、机に置いてあった、子供の携帯も
「あ、携帯もなんか調子が悪いって言ってましたので、ついでに預かっていきますね」

と言って、持って行ってしまいました。


義弟が帰って来て、お母さんが
昼の出来事を報告すると、
義弟は真っ青に・・・・。

「頼んでないよっ!!そんな事っ!!!」

その言葉を聞いたお母さん、もうパニくりまくりです。

「え・・・あ・・・だって・・・あなたに言われてきたって・・・・・」


その場で、泣き出してしまったそうです、お母さん。



電話の詐欺は、近頃頻繁に起きているため、みんな用心し、騙される人も減っているインドネシアです。
しかし、このように直接やってきた人を簡単に信用してしまうのもインドネシア人なんですよねぇ。

でもね、
昼間堂々と家に上がり込んできて、もし途中で詐欺と気づいて騒ぎでもしたら、
どんな事になっていたか、そっちも怖いですけど。

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