洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

モラハラ夫の義弟改造戦略


昨日の続きです。



夫の任務。

ヤンティから相談を受けたと知られずに、
新婚そうそう怒ってばかりいるドノの意識を
変える事。

これが、ジャカルタに来た一番の理由だったのですが、
夫はどういう作戦でドノの怒りっぽい性格を
変えようと試みたのかーーー。


この日は土曜日で遊園地も沢山の家族連れで賑わっていました。
一つの乗り物に乗るのに、待ち時間が50分くらいかかりましたから、
午前10時から午後5時まで、何機くらい乗ったか覚えていませんが、
膨大な待ち時間があったのは確かです。

私たちが乗り物に並んだり乗ったりしている間、
夫と義弟は二人きりですから、
その間思う存分話し合あったそうです。

夫は『ヤンティ褒めまくり作戦』から始め、
宗教上の事や、夫婦の実生活(うちが例か?)まで持ち出して、
ドノといろいろ語り合ったと言ってました。

夫は口から生まれたような人で、お喋りには自信があり、
妙に説得力があるものですから、夫に洗脳されて騙される人は多いです。
私を含めて。

でも、実際ヤンティはスゴイと思いますよ。

今回、ドノは二人の子供を連れてきました。
一人は元嫁とドノの子供で、6歳の腕白盛りの男児。
平日は元嫁と元嫁の再婚相手と暮らしています。
そして週末や連休はドノの所に来るのだそう。

もう一人は、20歳の女子大生。
彼女は、元嫁がドノと結婚する前に夫だった人との間の子供です。
元嫁三回結婚したんだね、すっごーーーい!

彼女が小5の時からドノの事をお父さんと呼んで、
一緒に暮らしていました。
今でもいい関係でいるみたい。

今は彼女、下宿生活で自立していますが、
ドノとも全然血の繋がりがないんですよ、
そしておまけに美人なんです。

そんな元嫁の美人の娘の肩を抱いたりしてるドノに悪気はないのでしょうが、
私だったら耐えられるかなぁ。

ヤンティは平気で彼女とも仲良くお喋りしていました。
え、だったらもしかして、ヤンティ
元嫁とも仲良くしてるとか?
と思い訊いてみましたが、
ドノが嫌がるから、会った事はないって言っていました。
そりゃそうだよね。

そしてドノの息子の6歳児に関しては、
本当の母親のように、愛情をもって面倒をみていました。

ヤンティは元々子供が好きと言っていましたが、
『なんで?なんで?』の時期の子供でしょ。
もう少しも黙っている時間がなくて、
ひっきりなしにヤンティに話しかけているんですけど、ヤンティは
一つ一つの質問にとても丁寧に答えていました。
私だったら「うるさい、黙れガキ!」と言ってしまうかもしれません。

それほど6歳児はうるさかったのに、ヤンティの忍耐力はすごい。
フツーの人に出来る事ではないよ、
とかなんとか夫はドノに言ったに違いありません。
だから、そんな嫁さん滅多にいないんだから、大事にしないと、
とか。

そしてホテルの部屋に入ってからも、
夫とドノは夜中の1時まで話してたというからこれまたスゴイ。
よくもまぁ、そんなに話すことありますね。
私はバタンキューで9時には寝たというのに。

いろいろ語り合ったおかげかどうか知りませんが、
その後ヤンティから、ドノが少し変わったと報告がありました。

私たちを空港へ送った後、ドノのスマホが紛失したんですって。
フツーだったら大騒ぎして怒り散らすのに、
今回は自分が悪いからしょうがないな、というふうになったんだって。

これにはヤンティもびっくりしたみたいです。

ドノ、このままずっと変わったままの
怒らない人でいてくれるといいんですけどね、
まぁ、夫婦っていろいろありますよ。

ドノとヤンティ、
末永く仲良くしてくれることを祈るのみです。



イメージ 1

昨夜のインドネシアのスーパームーンですよ。
私のカメラではこれが精いっぱい。


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