市内で川下りなんてできたの？

年に一回、くわちゃん(娘小５)が通っている塾では、
遠足に連れていってくれます。

今までは、バスで２～３時間の所が多かったのですが、
今年のパンフレットには、
『市内川下り観光』とありました。

え、うちの市内、いくつか川は流れていますけど、
そんな大きな川ではないし、船なんか見たことないよ。

場所を確認すると近場だし、がぜん行く気マンマンになりました。
市内の観光なんてあまりした事がないし、
こういう機会でもないと、いろんな所に行く機会がないのです。

本当は生徒さんだけの遠足なのですが、
小学校低学年の親御さんとかは一緒に行ってもいいので、
くわちゃんは小５だけど、私も無理やりついていく事にしました。

まずは、塾の本部に集合です。
そこまで夫に送ってもらいました。

そこからは、他のお母さんや先生たちのバイクに相乗りをさせてもらって、
川下りの場所まで移動です。

バイクで７分くらいだったでしょうか。
知らないオジサンのバイクの後ろに乗ったのは初めてで、
遠慮がちにオジサンにつかまっていると、
「奥さんバイク乗った事ないでしょ」と言われてしまいました。
はい、知らない人のバイクは初めてです。
緊張しました。
息子のバイクの後ろよりかはマシでしたけど。


着いたところは公園で、
昔はゴミの埋め立て地だったのを、整地して公園にしたそうです。

市内の端の方にあって、これでは知ってる人も
少ないなぁと思いました。
夫も知りませんでした。

子供の遊具なんかもすこしありましたが、
だいたいは緑に囲まれた散歩道でした。

誰かが住んでいるようでしたが、公園の管理事務所と思われます。

公園を奥の方に進んでいくと、
ありましたよ。

船着き場が！！

２０人くらい乗れる小型の船です。
一応モーターもついています。

しかしね、この船、イスとか一切なくて、
床に敷き物敷いて座るのがお得意なインドネシアらしく、
ここでも船の床に敷き物を敷いて座るのです。
大きい私は、体育座りをして、生徒たちに混じってぎゅうぎゅう詰めでオシリを落ち着けましたよ。

川、最初は、もうね、ゴミゴミゴミ！！！
インドネシア人はゴミを川に捨てるのが大好きですから、
家庭の生ごみから紙オムツ、なぜか枕まで浮いています。

臭いもすごくてね、気持ちが悪いったらありゃしない。
しかし３０分も進んでいくと、ゴミもなくなり、
川幅も広くなり、匂いも気にならなくなりました。

すっごく天気の良い日で、
景色は最高でした。

川を下って１時間、
「到着ですよ～」と言われて降りますと、
そこは、懐かしい感じがいっぱいの田舎の一角といった場所でした。

なにかを養殖しているらしく、このような区切の沼がたくさんありました。
水面に写る木々が最高に美しくて、見入ってしまいましたよ。

この沼に飛び込んで遊ぶ子供たち。

男子のみでしたけどね。
なんか痒くなりそうだから、遊んだあとはちゃんと石鹸つけて体洗いなさいよ、
と言いたくなりましたが、言われなくてもちゃんと洗ってました。

目についたのが、ハート型の籠。
なにか寄り添っているようで、可愛い♪


暑くて大変な日でしたけど、
行ってよかったです。

年に一度と言わずに、３度くらいやって欲しいなぁ。