洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

犯人は誰だ

前回の続き


財布の中身がカラッポだ!と絶叫した三男。
夜の10時過ぎだったけれど、すぐに家族全員に招集をかけました。

「リキ(三男)の財布のお金がなくなったんだけど、
各自自分の財布を点検してみて。お金ちゃんと入ってる?」

子供ら五人に言い、
それぞれ自分の財布を開けて中を確認させました。

すると、驚いたことに次男の財布の中身も
スッカラカンになっていることが発覚しました。

お金が無くなったのが三男の財布からだけなら
家以外で抜き取られた可能性もありますが、
二人となると、これは家で抜き取られたと考えるほかありません。

次男と三男は性格が似ていて、
開けたら開けっ放し、出したら出しっぱなし、
脱いだら脱ぎっぱなしのだらしがない典型。

いつも学校から帰ったら、財布はテレビの後ろに無造作に放り投げていました。

長男とくわちゃんは、財布は机の引き出しにちゃんとしまい、
四男(中二)は金遣いが荒いので、元々財布の中身はカラッポだったそう。

次男三男も学校で財布の中身はちゃんとあったと確認していますので、
下校後、財布をテレビの後ろに置いてあった時に、
何者かによって中身が抜き取られたようです。

こんな事は初めてです。

一体誰が・・・・・。
お手伝いさんは午前中に帰ってしまうし、
今まで財布からお金が無くなった事などありません。

家のドアは、日中は編戸のドアなのですが、
鍵はかけてません。
入ろうと思えば誰でも入れるけど、
外から知らない人が入って来て盗ったとは、
あまり考えられないんですよね。

だってテレビの後ろだから目につかない場所だし、
パッと見ただけでは、ごちゃごちゃと他の物もおいてあったりして、
財布が丸見えというわけでもないのです。




その日は午後から長男の友達が4人ほど遊び来ていました。
もしかして!?
疑いたくはないけど・・・・うーん・・・。

しかし、結果的には、たぶん長男の友達ではない!?

実は、それが金曜日の出来事で、
その翌週の火曜日、
またもや三男の財布からお金が全部抜き取られたのです!

三男、オマエはバカか。
テレビの後ろに財布は絶対置くな!と何度も念を押したのに、
無意識か習慣化からか、またそこに置いた!

これはもう救いようがないバカだ。

一回目の被害の後、
次男三男、昼食用のお金をケチケチ溜めたりしてたのを知っていましたので、
小遣い全額消失は痛いだろうなと思い、
損害額すべて補償してあげたのですよ、
甘い親ですがね。

それをまた丸ごとやられやってのは、
もう三男が救いようのないバカって事で、
呆れてしまいました。


で、よぉくよぉく考えてみると、
被害のあった金曜日と火曜日両日とも
家族以外でうちに出入りしていた人物がいたんです。
火曜日は長男の友達は来ていませんでした。

金曜日に味をしめた犯人は、再度やらかした。
なんて度胸!!

うちの人間じゃないとすると、その人しかいないんだけどねぇ、
面と向かって、アンタ盗ったでしょ?なんて訊けないしねー。

もう、その人を絶対家に入れないって事しか防止はできないです。



自転車の事もあるし、現金紛失でその後もなんだか神経質になって、
施錠には気を遣うようになりました。

さすがに三男も、もうテレビの後ろに財布は置かなくなりました。
この財布は縁起が悪いと言って、新しい財布買ってました。

あー、車の修理でボーナスはぶっ飛ぶし、
子供らの補償金もバカにできない額でしたので、
懐寂しい年末です(笑)







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