洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

まだまだ続くよ、負の連鎖


ホント、続くときって続くんですねぇ。
負の連鎖から抜け出せずにいるマヤ家です。

先週のある日、朝、ガレージの鍵を開けてすぐ、
四男の通学用の自転車が無い事に気づきました。

一瞬、四男朝早くどっか行ったか?
と思いましたが、家中の鍵は今私が開けたばかりだし、
四男まだ寝てるよ。

やられた!!
自転車盗まれた!!

ちゃんと鍵はかかってたので、夜中に盗まれたのではないはず。
記憶を辿ってみると、
その前日の夕方頃、変なオジサンが来た事を思い出しました。

「ちょっとすみませーん!」
と玄関先で声がしたので出てみると、
60歳過ぎくらいのラフな格好をしたオジサン、いやお爺さんが
立っていました。

「隣の家売ってるんですか?」
と空き家を指さして私に訊くので、
「いやぁ、知りません。警備員さんに訊いてみてください」
と答えると、
「そうですかそうですか、ありがとうございます」
と笑顔を振りまいて去っていった、

と思ったんです!!

しかし!!
たぶん、たぶんですよ、このお爺さんがうちの自転車盗ってった、
と思うんだよね。

怪しいのは、徒歩で住宅街を歩いて来たって事。
普通、インドネシアではバイクか自転車に乗るもの。

そして私に何か訊いておけば、後で万が一誰かに咎められても、
「あそこの奥さんが持って行っていいって言ったから」と、
言い訳できるとでも考えたのでしょう。
もしくは、私が家に入ったら、しばらく出てこないとふんだか。

うちの自転車盗難の噂を聞いて、
隠しカメラを10台以上も仕掛けてあるお隣さんが、
ご丁寧にも、そのお爺さんの動向をチェックしてくれました。

といっても、お隣さんはご自分ちの敷地内しか撮影してませんから、
うちのガレージが直接写ってるわけはないのですけどね。

それでも、そのお爺さんがトコトコ道路を歩いてやってきたのは、
しっかり写ってたとのこと。

が!!帰るところが写ってない、というではないですか!
うちの前の道は、突き当りがフェンスで囲まれて行き止まりになってるんです。

なので、うちの前を通った人は、
またうちの前を通って帰らなければならないのですよ。

そのお爺さん、どこへ消えたんだ!?

推測ですが、お仲間のお友達が、フェンスの所で待ってたんでしょう。
そして、自転車をヒョイを持ち上げて・・・・。

推測ですよ、推測。
そのお爺さんが犯人という確証はどこにもないんだけどね。

そしてまた、うちも悪いんだ。
この5年間、盗難とかにあった事なかったものだから、
昼間でもガレージのドアは開けっ放し。

いや、私は開いてるのが気づいたら閉めてましたよ。
でも、子供たちは、開けたら開けっ放し、
閉めるという作業を知らない、
これじゃぁ、もってけ泥棒状態ですよね。

いい勉強になりました。
これを機に、子供たちも、
きちんとガレージのドアは施錠するようになったし、
世の中には悪い人も沢山いるんだという、
いい教訓になったでしょう。

そして自転車盗難騒ぎがあった夜、
三男(高1)が出かけようとして、自分の財布の中身を確認し、
絶叫ーー!!

「か…金が一銭もないっ!!!!
オレの財布カラだーーーーっ!!!」




続く。






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