洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

作戦失敗

午後6時過ぎ、夫が
「ちょっと髪切に行ってくるわ。ぴかりんだけ連れてこっそりでかけるから、他の子供たちよろしく」
と言い、ぴかりんと二人ヘルメットを持ってそろーりそろーりと玄関から出ようとしていました。
バイクて゜行くので複数の子を連れて行くのは無理です。
出かけたついでに、外でなんか食べてくる気でしょう。
今晩はスパゲッティだったから、夫はそういうもの好きじゃないんです。

ところが、外出の気配に気がついた ゆうが
「あああーーーっっっ !!!  パパとぴかりんがでかけるっ!!    僕も行くーーーーーっっっ!!!」
と叫びました。そうすると、もう、残りの子供たちも部屋から飛び出して来て
「行く行く行くーーーー」の大合唱。

しかたがなく夫は
「あーこりゃだめだ。じゃ、パパ一人で行ってくるから、みんな留守番してなさい」
といって出かけていきました。

その数分後電話がなり、私がとると
「いまかどの店屋の前にいるから、ぴかりんにヘルメット持ってこっそり出てくるようにいって」
と夫からです。
いまいち聞こえにくかったので
「どこで?」とききかえしたのが、またまた ゆうの耳に入ってしまいました。地獄耳だな。

「今の電話パパだろ。ぴかりん、どこで待ってるって?」
と言うかいわないうちに玄関を飛び出して行きました。三男・四男・末娘もそれに続きます。
家をでると左は行き止まりなので、確信を持って右へ走る子供たち。
数分後、
「いやぁ、またまたダメだったな。作戦失敗だ。」
と子供たちに囲まれわいわいがやがややりながら、夫が戻ってきました。

そりゃそうだよ。一人だけ連れて行こうなんて、不公平だよ。兄弟みんな公平にね、パパ。