洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

日本人クラブの図書室

私が読む本は、隣の市にある日本人クラブの図書室から借りてきます。

日本人クラブに入会したのは、2008年の暮れだったと思います。

この国に住み始めて13年目になります。日本人クラブは、主に駐在員の方や、そのご家族が会員の場合が多いのですが、日本人であれば誰でも入会することができます。

しかし当初は家も田舎にあり日本人クラブへは車で一時間以上かかるうえ、子供たちも小さいので読書する余裕なんてありませんでした。

2008年に田舎からでて、日本人クラブから車で30分くらいの所へ引越したのがきっかけで入会しました。

もちろん目的は本を借りること。日本の図書館とくらべると程遠い量の冊数ですが、ここ以外私の周りで日本の本を置いてあるところはありません。

この国の首都には日本の本を置いてある本屋さんがありますが、私の住んでいるところからは飛行機で一時間ちょっと。本価格も日本の定価の二倍くらいしますので、経済的に無理です。

この日本人クラブの図書室、冊数は少ないですがけっこう新しい本や話題の本がそろってます。
週刊誌や月刊誌などは日本人クラブの経費で購入していて、新刊を除いて借りることもできます。
その他の本は、ほとんど会員の方からの寄付です。

駐在員の方たちは、二、三年で日本へ戻られますので、赴任してくる時にお持ちになった大切な本や高価な本、帰国時に寄付していってくださるんですね。

きっとできれば持って帰りたかったんでしょうけど、あまりの荷物に、重たくかさばる本はあきらめざるをおえなかったのでしょう。郵送という手もありますが、料金のほうが本より高くついてしまいます。

そういうわけで、私の読書生活が始まったのですが、いざさぁ借りようと思っても誰の何の本が面白いのかさっぱりわかりません。

今ならネットで検索ということもできますが、その時はうちのPC電話回線で超遅いしお金がかかる。
だから、重要な調べごととかにしか利用してなかったんです。

とりあえず、聞いたことがある名前の作家から読み始めました。
東野圭吾 宮部みゆき 乃南アサ いろいろ ・・・・・・。

あとは、表紙のキレイなものとか、インパクトのあるタイトル。勘です。
おもしろいのもあれば、失敗も。
本の裏の発行印刷回数も重要な選択基準でした。

今はひと月に10冊から15冊くらい読んでいます。
読書は唯一の趣味です。