道端にいたもの
「ねぇ、アレちょっとやな感じじゃない?」
「うん、僕もそう思う。」
「なんだかぐったりしてるね。ピクリとも動かないし。」
「ヘンなものでも食べたんじゃない?」
「でも、どっか行ってほしいよね。・・・・どうにかする気ないよね?」
「ないない。僕ああいうの嫌いだから。」
私だって、きらいだよ。
今朝、家の前に 大きなねずみちゃん がうずくまってたんです。
目はあいてるけど、とても具合が悪そう。
夫にどうにかして欲しかったのですが、うちの夫、ねずみとかゴキブリとか蜘蛛とか大嫌い。男だろ。父親だろ。
いざとなれば私がやるしかないのですが、朝だしほおーっといだんですよ、しばらく。
そおしたら
「しっ、しっ、しっ、・・・・・・・しぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
とすごい声が聞こえてきました。
通りすがりのおばさんが、そのねずみちゃんを追っ払ってくれていたんです。
自転車に乗っていたおばさんでしたが、わざわざ降りてきてです。
たしかに、道の真ん中にうずくまってたから、邪魔は邪魔ですが、私だったらよけてとおり過ぎますけどね。
おかげで、ねずみちゃんはどっか行ってくれたので、助かりました。
ありがとう、おばさん。
「うん、僕もそう思う。」
「なんだかぐったりしてるね。ピクリとも動かないし。」
「ヘンなものでも食べたんじゃない?」
「でも、どっか行ってほしいよね。・・・・どうにかする気ないよね?」
「ないない。僕ああいうの嫌いだから。」
私だって、きらいだよ。
今朝、家の前に 大きなねずみちゃん がうずくまってたんです。
目はあいてるけど、とても具合が悪そう。
夫にどうにかして欲しかったのですが、うちの夫、ねずみとかゴキブリとか蜘蛛とか大嫌い。男だろ。父親だろ。
いざとなれば私がやるしかないのですが、朝だしほおーっといだんですよ、しばらく。
そおしたら
「しっ、しっ、しっ、・・・・・・・しぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
とすごい声が聞こえてきました。
通りすがりのおばさんが、そのねずみちゃんを追っ払ってくれていたんです。
自転車に乗っていたおばさんでしたが、わざわざ降りてきてです。
たしかに、道の真ん中にうずくまってたから、邪魔は邪魔ですが、私だったらよけてとおり過ぎますけどね。
おかげで、ねずみちゃんはどっか行ってくれたので、助かりました。
ありがとう、おばさん。