洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 最近読んだ本

私は海外に住んでいるため、話題の本だとか本の評判など全然耳にはいってこない状態でした。

今はネット設備が整っていろいろ検索できるようになったので、図書室からかりてきた後、あちゃーこりゃ失敗だったということもなくなりました。

リリー・フランキー著の「東京タワー オカントボクと、時々、オトン」も話題の本だとは、まったく知り
ませんでした。

リリー・フランキーって誰?外国人?有名な人?フランキー堺ならきいたことがあるが・・・。

著者紹介をみると、文章家・小説家・コラムニスト・絵本作家・イラストレーター・アートディレクター・デザイナー・
作詞・作曲家・演出家・フォトグラファー などなど実に多彩な分野でお仕事なさっているようです。

私この小説、ずっとリリー・フランキーさんの実話だと思っていたんですけど、もしかしてフィクションなのでしょうか? 後で、調べてみます。

前半は主人公のボクとオカンとオトンのはちゃめちゃな生活が綴られています。
オトンはただの飲んだ暮れの暴力オヤジかと思ったら、ヤクザだったようです。

田舎での生活のこと、二人のばあちゃんとの思い出、友達のこと。
オカシイ話が満載です。

後半は、東京で働き成功しつつある主人公と田舎から出てきたオカンとの生活のこと。
苦労苦労の人生だったオカンが、やっと楽しんで生活していたところ、病魔に冒されていき・・・最後はオカンの闘病日記みたいです。

楽しくておかしくて泣けます。
映画化にもなったんでしたっけ?
主人公は誰が演じているのでしょうか。
読んだ本が映画化されても、それらを観ることはできません。
リストをつくっておいて、日本に帰った時、まとめて観るしかないようです。