洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

台所下はゴキブリに提供

今日の日曜日朝の6時から昼の12時半まで停電でした。

朝起きたら何もかも(扇風機・電気・炊飯ジャー等)ストップしていました。

ちょうど洗濯もしたくなかったし、アイロン掛けもしなくて済みました。
って、明日の仕事が二倍になるだけなんですけどね。


以前住んでいた借家の一軒家のお話です。

ここはモスクのすぐ隣だったので、新築にもかかわらず誰も借り手がつかないでいました。
モスクというのは、イスラムのお祈りの時間になると

「お祈りの時間ですよ~!!お祈りしてくださいよぉ~~!!さぁ~さぁ~みなさん、お・い・の・り・の時間でーす!」

というアザーンという放送が、一日五回モスクから流れます。
このモスク、この放送の音量がハンパじゃなくデカイ

ですから、他宗教の方はもちろん、イスラム教の方でもちょっと敬遠していました。
しかし私たちは、子供5人という元々うるさい家庭なので、
そんなことは全然気にしないでその家を借りる事にしました。

実際モスクからの放送は、かなり大きな音量でした。
これが始まると、テレビの音は聞こえなくなるし、電話も全然会話できなくなります。
この家の欠点の第一は、このモスクからの放送でした。

第二は、これも切実な問題でした。

台所下というと、どこのご家庭も扉をつけて、鍋や調理器具をしまうスペースにしますよね。
この家の台所も扉がついた、そういうタイプでした。

ところが、インドネシアの排水設備は、日本のそれとは比べ物にならないほどお粗末です。
水漏れこそありませんでしたが、排水パイプの脇にきっと隙間があったのだろうと推測されます。
ある時期から異常に ゴキブリ が出現するようになりました。

インドネシアのゴキブリはとても巨大です。
私は寒い地方の出身で、このようにデカクて茶光りしているゴキブリは初めてみました。
最初の頃は大スプーンほどもあるゴキブリが、怖くて怖くてたまりませんでした。
しかし、いつのまにか素足で踏んずけて死に至らす事も平気になりました。

そんなゴキブリが、台所下に大量に表れるようになり、退治しても退治しても増え続けます。

ですから、こうなったら、退治するのもめんどくさい!!
台所下のスペースはゴキブリどもにくれてやれ!!
と、もともと開け閉めがきつかった扉を 『開閉禁止』 にしました。

家族じゅうに言います。
「いいかい、この扉は絶対開けたらダメだよ!開けたらね、とっても恐ろしい事になるからね!!」

そういうわけで開閉禁止になった台所下の扉ですが、引越しの時、恐る恐る開けてみると・・・・・

ゴキブリや他のちいさい虫のハーレムになっていました。

この経験を生かし、今は自分の家の台所下、扉はつけていません。
密閉されると、どうしても風通しが悪くなり、カビや虫たちの溜まり場になってしまいます。

見た目はスッキリしませんが、見た目より清潔さを選びました。

イメージ 1

きゃ~ほんとゴチャゴチャしていますねー!!
今後どうスッキリ収納するかが重要な課題です。


イメージ 2


インドルシア情報ランキングに参加しています!
カエルちゃんをポチッとしていただけると、嬉しいです♪