洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

甥っ子の病気

義妹の次男は現在1歳10ヶ月ですが、生後7か月の時に繊維性骨異型性という病気と診断されました。

順調に成長していたのですが、6ヵ月を過ぎてから、右側の足、膝から下が微妙に曲がっている事に気がつきました。

病院で診断された結果、この病気でした。

ネットで調べてみると

骨のなかで、骨の形成異常が起こって線維組織に置き換わり、そのなかに成熟していない骨が作られる病気です。骨の一部が骨になりきれないで線維性組織として残ったものと考えてよいと思います。骨の成長する時期に発見されます


とあります。要するに完全に成長できない骨がボロボロになるという病気です。

甥っ子は幸い足のすねの部分だけの発症でしたので、手術をしてボロボロになった骨を取り除き、骨移植?をし様子をみていました。

ちょうど歩き始める時期でもあり、活発に動き回りたい子供の足にギブスをはめ、立ったり歩いたりは足に負担がかかるからと言われ、ずっと抱っこ抱っこの日々で義妹もさぞかし大変だったと思います。

そして先月、待ちに待ったギブスが取れる日、レントゲン検査の結果、
骨が完全に生着していないことが判明しました。


義妹夫婦の落胆はかなりのもので途方に暮れるのも、無理がありません。

じゃぁ、どうすればいいのか?
このまま放っておいたら、どういうことになるのか、また再手術か。

この時点で、インドネシア人の担当整形外科医はこんな治療法を提案してきました。

母親の骨髄液を採取し、甥っ子の患部へ注射する・・・・・。
私も甥っ子の病気について、いろいろと調べてみましたが、日本ではそんな治療法ひとつも出てきませんでした。

しかもその医者が言うには、

「この治療法は人間ではまだ世界で誰もやった事がない。ウサギの実験では成功例もある。」

とのこと。

これを聞いて夫も私も唖然・・・・。
世界で例がない治療法を、このインドネシアの医者が甥っ子でやろうとしている。

それはないだろう。それは実験だろう。自分がやりたいだけだろう。
万が一成功すれば医者の名声は高く評価される。
失敗したとしても、医者としては痛くも痒くもない。
費用は患者負担である。


もちろん義妹夫婦にもその治療を受ける意思はありません。
骨髄液を移植。
白血病治療の骨髄移植と同じやり方です。

骨髄液には造血細胞がたくさんあるのですが、
造骨細胞もあるというのでしょうか?


骨髄移植は身近な者が経験しています。
よぉくわかっています。

それだって親子の
HAL型が合わなければ、移植できないはず。
そんな説明も一切無しで、やってみましょう!と言われても。

インドネシアの医者はやることがメチャクチャです。


その医師の提案を丁重にお断りをして、今はどういうことをやっているのか・・・。
長くなりましたので、明日にします。

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