甥っ子の病気・続編
昨日の甥っ子の病気の続編です。
医者の奇抜な治療提案を断り、義妹夫婦が選んだ道は
『何もしない。自然にまかせる』
という事でした。
決して完治をあきらめた、という気持ちからではありません。
医者は足に負担がかかるので、なるべく歩かせないでくださいと言っていました。
受診の際にも
「歩かせていないですよね?」
と聞かれたそうですが、
「はぁ~。歩いてはいないんですけど・・・・・走り回ってます!」
となんとも笑い話のような会話が。
実際、ギブスをはめたままですが、甥っ子はちゃんと歩いて走れます。
ただ微妙にビッコをひいた歩き方にはなってしまいますが・・・・・。
だからこのまま様子をみていたら、成長と共に足の骨も自然と強くなり正常になっていくのでは、
という願いをこめて、見守っていく事にしました。
ただどうしても親として何もしないでいるには、心が重すぎます。
それで、インドネシアにはよくある
医者ではないけれども、
病気を治す事ができるといわれている人
のところへ連れて行くことにしました。
インドネシアではこのような特殊なことができる人がたくさんいます。
全部が全部信用できる人とは限りませんが、医者に見放された人や医者にかかるお金のない人が、このような二次的医療へ走ります。
甥っ子が診てもらうことになった先生は、中年の女性です。
骨専門の先生です。
自宅で開業していて、初回時訪れた時、家の外にまで診察を待つ患者さんでいっぱいだったそうです。後で聞くと、患者さん一人につき付き添いの家族が5人とかで、大勢にみえたらしいですが一時間半待ったそうです。
それだけです。
ふつうの処置は期待していません。
その先生が調合したというオイルを塗って、丁寧にマッサージをしてくださいます。
そのマッサージに何か不思議な力が宿っているということなのですね。
義妹たちが行った時もお子さん連れの方がいらして、その方に話を聞きました。
そのお子さんは事故で腰の骨が骨折し、医者から歩行は永遠に無理だと言われたそうです。
しかしその先生のところへ、今回で三回目の訪問だそうですが、すでに自分の足で立ってゆっくりなら、歩けるようになったとのこと。
ふつうなら、そういうお話は絶対信じない私なのですが、甥っ子のためにもぜひ信じたいです。
料金も一回の訪問で30,000ルピア。日本円で約300円です。
この値段からもわかるように、悪徳ニセ者医者もどきではないようです。
不思議な力の存在を認めざるを得ない事がよく起こるインドネシアですが、今回は本当に奇跡が起こって欲しいです。
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