洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

もぅ限界だ。

今日は朝から頭が痛かった。めったに頭痛など感じない私だが、頭痛の理由は判っている。
この一週間あきらかに寝不足なのだ。
先週からくわちゃんのムカ゜シ゜が始まり、午後三時半から五時半までモスクで待っていなければならず、これまで昼寝に当てていた時間が丸ごと拘束された。
好きな読書をして過ごしているのだが、モスクにベンチなどあるはずもなく、子供用の複数乗りブランコを陣取っている。
年をとると体の肉が弾力を失い薄くなるのか、長時間鉄製のイスに腰掛けているとお尻が痛い。二時間の待つ身はつらいものがある。かといって、他のお母さんたちに混じって雑談に花を咲かせるなど、そっちの方がよっぽどゴメンだ。
そんな生活が一週間続いた。朝四時半に起き子供たちの朝食と弁当一個の用意。制服をそれぞれ用意し、シャワーをあびさせる。学校へ持っていく水筒五つを洗って水を詰める。それと平行して、洗濯機を平均3回回し、昨日の乾いた洗濯物、脱衣カゴ山盛りにアイロンをかける。その間に簡易市場のバイクがやってくるので、今日の献立を考え材料を買う。朝は呼ばれ頻度が非常に高い。
「ママ、くつした一個ない!」「ある!自分で探せ!」
「ママ、パンツない!」「ある!あぁ、カゴの中!」
「ママ、今日まで提出の書類、書いて」と今出してくる。そういうのは却下。
「そんな時間ない、昨日ださないお前が悪い!明日、明日!」
末娘を幼稚園に送っていき、部屋の掃除にとりかかる。それが終わり一息つくと、8時過ぎ。それから私自身がシャワーを浴びスッキリする。その後、幼稚園のお迎えまでは、自由時間でパソコンを開く。
午前10時半幼稚園に迎に行った後、昼食・夜ご飯のおかず作りをはじめる。出来上がりと同時に小学生組みが帰って来る。お昼を食べさせなんだかんだで一時過ぎ。それから出発までの三時過ぎまで、昼寝をしようと思うのだが出かけなければならないと思うと、落ち着いてぐっすりと寝られるわけがない。
結局うつらうつらで、三時過ぎに娘をシャワーさせ、ムガジの制服に着替えさせ私も長袖・長ズボンに着替えて自転車で出発。ムガシから帰って来ると、夕食の準備・・・・。私が自由になれるのは7時過ぎ。
まさか子供たちより先に七時に寝るわけにはいかないので、テレビなどをみて、結局寝るのは10時くらいになる。
そして翌朝四時の目覚ましにたたき起こされるわけだ。
なぁんだ、たいした事ないじゃん、日本の主婦ならそれに学校行事だの町内会行事だの、もっと盛りだくさんだといわれるかもしれない。しかし、インドネシアに来てからずっとお手伝いさんがいた生活を送ってきた私は、この2ヶ月自分でもよくやるなぁと思うくらい頑張った。私なりの頑張りなのだが。
しかし、もう限界かもしれない。
お手伝いさんがいない生活、昼寝ができない生活は、体力的・精神的にとてもプレッシャーを感じる。
私はよく精神的に我慢し続けると、倍になって感情が爆発することがある。
ダイエットの反動でバカ食いするのとよく似ている。
我慢して我慢して、ボンッ!!
(あぁ、なんて可愛い子供たち、勉強できなくてもいいわ。元気でさえいてくれたら。)
と、必要以上に可愛がり過ぎると、ときどきキレて幼児虐待スレスレの行動に出ることがある。
自分でも恐ろしい。
(あぁ、悩みなんてこれっぽっちもない、幸せな生活。私ってラッキーだわ!)
と、必要以上に幸福感に浸っていると、
(ケッ!!なにが幸せな生活だ!こんな自由のきかない生活。家事に追われて外出もできやしない!)
最近追い詰められている感じがする。危ない兆候だ。早いとこお手伝いさんを探した方がいいのかもしれない。
ただの怠け者の主婦だと叱咤されるのが怖いので、コメントは閉じておく。

イメージ 1