洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

次男のお弁当

7月から中学生になった次男は、帰宅が二時半なのでお昼のためにお弁当を持っていっていました。
しかし先々週でしょうか、お弁当を半分くらいしか食べてなかったので、ちょっとムカついて
「残すんだったらもう作んないよ。学校内で売店あるんでしょ。そこで買いなさい。そのためにお金あげてんだから。」
と言い放ち、お弁当作りを放棄しました。

けっこう負担だったのです。
日本のように手軽な冷凍食品は高いし、暑いのでヘンなものは入れられない。
結局朝のおかずと全く同じものだったり、私も、きっと次男も飽き飽きしていたのでしょう。
毎日軽食を買うためのお金は渡してます。
長男はお弁当作ってと言ったことはありません。
学校内で毎日日替わりで、好きなもの食べた方がずっといいらしい。
次男はお金をケチって、お弁当つくらせてたフシがあります。

で、昨日次男に聞いてみたんです。
「お昼ちゃんと学校で買って食べてんの?」
「うん。食べてる。」
「何食べてんの?」
「友達のお弁当」
「あ?友達のお弁当?なにっ、あんた、友達のお弁当もらって食べてんの!?」
「いや、お金払って買ってるんだよ。」
「買ってるって・・・・・・その子自分のお弁当売ってんの?」
「違う違う・・・・・・・!!」

どうもよくわからなかったので、根掘り葉掘り聞いてみたらこういうことでした。
友達のN君は毎日ナシ・ブンクスという、油紙に包んだご飯とおかずセットを食べていたそうです。
ナシ・ブンクスというのはインドネシアでは朝食用として至るところで売られているのですが、きっとN君の家でもナシ・ブンクスを売っているのでしょう。
だから、次男が「おいしそうだな、それ。俺も食いたいな。」と言ったら次男にも持ってきてくれ、市販の半額で売ってくれているらしい・・・・・のです。

らしいというのは、私の想像です。
N君のお家がナシ・ブンクス売っているというのは。
もしかしてN君がお母さんに
「学校の友達で弁当も買えない可哀相なヤツがいるから、ナシ・ブンクス2個作ってよ」
といって作ってもらい、次男が払うお金は自分のお小遣いにしているとか・・・・。

きちんと払ったお金をお母さんに渡してくれているか、確認しなさいよ!と次男には言いましたが・・・・・。

もしN君のお家がナシ・ブンクス売っていないんだったら、ちゃんと学校の売店で買いなさいとも。

日本みたいに給食があればいいのになぁといつも思います
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