洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

やっかいな隣人

前に住んでいた家の隣人(インドネシア人)が、先日うちにやってきました。
彼女、ちょっと変わっているのであまり関わりたくはないのです。
一瞬ギョッとしましたけど、顔に出すわけにもいかず、
「あら~いらっしゃい。お久しぶりね~!どうぞ、あがってあがって。」
と内心舌打ちしながらも家に入ってもらいました。
自転車で5分の距離なので、覚悟はしてだけど、ついにまた来たか~。


彼女は小四の女の子のママで、年齢は35歳くらい。
何をしに私の家に来るかというと、物を売りにくるのです。
専業主婦のはずだったんですけど、ご主人が会社をリストラされたらしく、彼女も物を売る仕事をはじめたのです。

でも、すごい見栄っ張りの彼女は最初に来たとき、自分が売っているとは言わず
「知り合いの人に頼まれたんだけど、その人ご主人亡くして生活がとても困っているの。可哀想だから私も手伝ってあげてるんだけど、よかったら、助けとる思って買ってくれない?」
こういう説明をしたんです。最初は私も信じていました。

しかし、度重なる訪問と近所のウワサで、事実が判りました。
別に買ってあげるのはいいんですよ。
たいした金額のものじゃなくて、お菓子とかタッパ、安い香水等の小物ですから。

でも、私この人好きじゃないんです。
この彼女、4年位前に私に自分の家を買ってくれと言ってきたときがありました。
自分はどこか別の市に引越ししたいからと。

日本人はお金持ちと思っているのかどうか知りませんが、唐突な依頼事にハイいいですよ、なんて言えるわけなく丁重にお断りしました。
そおしたら、その後道で会ってもフン!って感じで私を無視しはじめました。

その後無視期間が2年くらい続いていたので、いきなり物を売りにニコニコしてやってきたときはびっくりしましたよ。
無下に断るのもなんだし、来た時は必ず買ってあげますが、誰にきいたのか、私の携帯の番号も入手してメールもガンガン送ってくるのです。あとで確かめたら、三男が私の携帯番号を聞かれ、教えたのだそうです。
「なんで勝手にママの番号教えるの!!」とその時は激情して三男が泣くまで叱ってしまいました。
子供に罪はないのにね。

そのメールもかなりおかしいんです。
最初のくわちゃんママへという出だしはいいです。
私の名前知らなくてもいいです、べつに。

ただ、
とっても親切で優しい人のくわちゃんママへとか
困った人を助ける素晴らしいくわちゃんママへ
って明記してくるのは、やめてもらいたい。

褒めておだてたら気をよくしてまた沢山買ってくれるとでも思っているのでしょうか。
よくわかりません。ていうか、うっとうしいだけなんですが。
私の返事は『はい、どうも。』これだけです。
彼女がやってくると、居留守を使いたくなってしまいます。
先日来た時、また自分の家を買ってちょうだいとしつこく言っていました。
そんなに沢山家はいりません。一つあればいいです。」って言ったら
「お子さんたちのために~!!」と諦めません。
し・つ・こ・い人だなぁ~もう!!

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