洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

お茶庭園

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昨日はフィファ姉さんと義妹たちと『クブン・テー』へ遊びに行ってきました。『クブン・テー』とは『茶の庭園』という意味です。文字通り、お茶畑を公園にした感じの造りでした。
道中はとっても良いお天気で、こんな景色を眺めながらのドライブは最高でした。

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上の二枚の写真がお茶畑です。大人の胸くらいまでの木で、素人にはどれが実だかさっぱりわかりませんでした。

子供の遊び場程度のプールもあって、ここは山の中でかなり気温が低い中でも、
子供たちは水に入ってました。宿泊施設も整っていて、さっそくその場で、「再来週泊まりにこよう!」ということに決定。遊びの相談はまたたくまに決まります。

帰りの途中で、軽くバソッ(肉だんごスープみたいな軽食)でも食べていこうかということになり、車二台で行っていたのですが、バソッ屋さんで落ち合いました。

そこは半分屋外みたいな大衆食堂といった感じです。私たちは合計18人の団体ですから、何個かのテーブルをくっつけ、足りない分の椅子をそこらへんから持ってきて、場所を確保しました。
そんな大人数でワイワイガヤガヤ、テーブルやイスの移動をやっているのですから、当然周りの目を引いています。お店の人がメニューを持ってきて、下がっていきました。

私は一番端に座りくわちゃんと「何食べようか~」などと言いながらメニューを見ていました。すると突然、私と反対方向側に座っていたフィファ姉さんと義妹たちが、いきなりいっせいに席を立ち、逃げるように駐車してある車の方へ向かいます。息子たちもそれに続いて席を立ったので、取り残されたのは私とくわちゃんと私の迎えに座っていたフィファ姉さんの旦那さん。「えっ?なに?なにが起きたの?」私とフィファ姉さんの旦那さんは顔を見合わせますが、事態がさっぱり飲み込めません。ドッキリカメラかと思いました。
それでも、みんな出て行くので、私たちも出ましたよ。
そこで「なんで出るの?ここで食べないの?」と、フィファ姉さんの側に座っていたので事情を知っていそうな息子に尋ねました。息子は何かまわりに聞き取られては困るというような秘密めいた顔をして、声を小にしてつぶやきました。
「ここ、高いんだって・・・・」

あ、そう~!!そう言われればメニュー見たけど普通より高かったわ。
なるほど、値段が高かったんですね。

インドネシアでは割り勘というものは存在しませんから、親戚で行動する場合その中の一番お金がある人が全部支払いをします。今回はフィファ姉さんという心強いお人がいたので、お茶庭園での昼食代やらおやつ代、入場料に子供たちのプール代金も全部フィファ姉さんが払ってくださいました。
それで、ちょっと軽食をと立ち寄った食堂が、一般的な値段よりもかなり高めだったのです。
人数が人数ですから、ここでみんなでバソッを食べて飲み物を注文すると、インドネシアの最低労働賃金の半分近くにまでなります。
フィファ姉さんの名誉のために言っておきますが、フィファ姉さんがケチというわけではありません。
全部払ってもらっていて悪いなと思っていた義妹たちが、ここの食堂の法外な値段をみて、
「ちょっと、お姉さん、ここ高すぎるよ!!高い、高い、もっと安くておいしいとこ知ってるからそっちにしまょ!!」と、フィファ姉さんの袖をひっぱり、外へ連れ出したのです。その経緯がわかってなかったこっち側の者は、一体何が起きたのかとびっくりしましたけどね。

結局、途中にある義妹の家に寄り、お持ち帰りのバソッを買ってきて、ゆっくりくつろいで食べることができました。 

インドネシアは先週の金曜日も祭日で休みだったため、三連休でした。といっても、土曜日は子供たちの学校は通常通りです。しかし、通常通り学校へいっていると遊びに行けないので、子供たちは土曜日は自主休校しました。ははは。

ちゃんと学校へは連絡をいれます。小学校は電話では受け付けてくれませんので、雛形をみながら手紙を書きます。中学校と幼稚園は、先生へ直接携帯メールでオッケーです。

『家族の用事がありますので、お休みします。』というような内容です。
『はい、わかりました~。よい休日を~』と先生からお返事がくるというのも、ヘンな気持ちですがぁ~。

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