洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

インドネシアの結婚式の引き出物事情

そういえば、先日のブライダルフェアって衣装のみの展示でしたけど、日本だと必ず『引き出物』の見本品展示もありますよね。

インドネシアの結婚式の引き出物は、昔はというより田舎では、『お菓子の詰め合わせ』が普通でした。
そんな高級なものではなくて、そこいらで売っている生菓子を五個くらい紙箱に詰めたものです。
なぜか、女性にしかくれません。
男性だけの参加だと、何ももらえませんでした。

今は田舎での結婚式でも必ず『引き出物』が配られます。
でも、たいしたものではありません。
キルティングで作った手作りの携帯電話ケース、すぐに骨組みがバラバラになってしまう扇子、一体何を入れればいいのか迷ってしまうような小型のビン、トイレットペーパー入れ、こんなものです。

特にびっくりした物では、新郎新婦の写真つきカレンダー。二ヶ月印字で六枚のカレンダーには、場所も衣装もとっかえひっかえしてはいるものの、必ず見つめ合ってポーズをつけているアツアツのお二人の写真が・・・・。
新婦が夫の部下だったんですけども「ナルシストにもほどがある!一年中、こんなカレンダー見てられるか!!捨ててしまえ!!」と怒ったので、捨てました、ハイ。親戚にのみ配れば良かったのにねぇ。

それで、いただいた引き出物の中では、わりとマシな物がこれです。



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ランプです。灯油を入れて、火をつけます。これも飾り物ではなくて、実際に使えます。
昔、停電の時にこういうのの大型のものを使っていました。
しかし、ただでさえ暑い中、このランプをともすと更に暑さが増し、そしてまた灯油臭いんですよね。
やはり、今は飾り物として使うのでしょうね。
停電時も、充電式の蛍光灯を使います。

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