洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

たこ焼きじゃないよ~

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これは、どうみても たこ焼き の鉄板ですね。
インドネシアでも、たこ焼きはけっこう有名です。
ちょっとしたモールでは、必ず本格的なたこ焼きを売っています。
中身の具が本物のタコである場合は少ないのですが(インドネシア人はタコを食する習慣はあまりないんです)、イカだったりエビだったりして、味もけっこうたこ焼きそのものです。

でも、この写真の鉄板を使って作った食べ物は、たこ焼きとは全然違うものでした。
『プントゥル』というインドネシア独特のオヤツで、でんぷんから作ったタネに、にんにくと塩で味付けをし、溶き卵をまぶしてこのたこ焼き鉄板でひとつひとつ焼いたものを茶髪の兄ちゃんが売っていました。

この兄ちゃんの容姿や、一粒一円という値段から、通常ですと絶対味見でさえしたくない代物だと想像していたのですが、違いました。

くわちゃんにせがまれて買ってみたところ、うまいっ!!
よくありがちなクレヨンかと思うような色素系のものも使っていないし、まったくの粉とニンニクと塩の素朴な味わいなのです。

実はくわちゃんのアラビア語のレッスン終了時間をみはからって、この兄ちゃんが登場するのですが、私はこの兄ちゃんがモスクの敷地内に入ってくるなり、子供たちに負けじと駆け足で近寄り
「30円分ねっ!」といって、注文してしまいます。
もう一週間連続して食べてしまいました。
一度家に持ち帰ったところ、他の子供たちにも好評で翌日には
「20円分を6つ!!」と子供たちプラス私の分を注文するはめに・・・・。

一人でそんなに注文する人はいないので、レッスン終了してコレを食べたい子供たちからは、ブーイングの嵐です。
(早いもん勝ちなんだよっ!)
と心の中でほくそ笑むのも大人気ないので、10円20円と注文の子供たちには、
「この子たちのから、先にあげて」
と、余裕を見せていますが。

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この子たちは、前に住んでた家のご近所の三姉妹で、くわちゃんのお友達です。
右から、エラちゃん、ノーファちゃん、セイアちゃん。
みんなコレを注文してました。
安くて安全でおいしいオヤツってめったにお目にかかれないんですけど、コレはめっけもんでした。

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