狭いとこが好き
いつのまにか猫が二匹に増えました。
必死になって近所を探している時は、中々見つからなかったくせに、千ちゃんがきて一週間後、近くの空き地に子猫二匹が捨てられていたんです。
二匹・・・。二匹はちょっとなぁ・・・。もぅ千ちゃんもいるしなぁ・・・。
ということで、三毛で器量のいい方を選んで飼う事にしました。
やっぱり猫も第一印象の見た目で判断されてしまうんですね。
もう一匹は黒と白の柄で、目玉が飛び出ていて、見れば見るほど四男こうたにそっくりだったんですけど、やっぱり可愛い方を選んでしまいました。ごめんね~選んであげられなかった猫ちゃん。
そのうち、こうたもこういうふうに見た目で判断されて、悔しい思いをするのかなぁ、とか考えはしたんですけどね。
新入りの三毛は『リサ』と名づけました。
千ちゃんを母親と勘違いしているのか、寝ている千ちゃんのおっぱいを探して、迷惑がられています。
千ちゃんだって、まだ子猫だから、おっぱいなんて無いんだよ。
無理やりお腹をチューチューされて苛立った千ちゃんにぶん殴られています。
この2人、臆病者の性格らしく、うちの敷地から一歩も出ようとしません。
私の大切な植物の鉢植えに、用を足そうとするので、前の空き地をトイレにして欲しいのになぁ。
先日、あたりを見渡してもこの2人の姿が見えません。
呼んでも出てこないので、はて~?どこへいった?とあちこち探していたら、
車のエンジンルームの中に潜んで寝てました。
車のエンジンルームって、猫が入れ込めるもんなの!?
部屋みたく隔離されてないの?
と不思議に思って点検してみたんですけど、床の部分がほとんどない。
機械類が詰まっているだけなんですね。
だから、猫でもなんでも入り込めるんだ。
昔、車のシートベルトがねずみに齧られてボロボロになった事があったんです。
車内へも簡単にもぐりこめる造りになっているようです。
インドネシアの車は。
昔私が住んでいた地域は降雪地帯だったので、そういう造りではなかったと思うのですが、日本でも雪の無い地方の車って、こういうふうになっているんでしょうか?
ためしに、猫たちを乗せたまま、エンジンかけてみました。
逃げるかどうか。
ところが、逃げないよ。
だから、少し車を移動させてみました。
それでも、逃げない。
エンジンルームでじっとしてます。
これって、大変でしょ~!
エンジンルームに猫たちを乗せたまま出かけちゃって、そのまま外出先まで連れて行っちゃって、おいてけぼりにでもされたらさぁ、帰って来れないよ。
はたまた、走っている車から道路に飛び降りちゃったら、一発でお陀仏ですよ。
だから、車を出すときは、猫たちの姿があるかどうか確認してからになりました。
そして、姿が見えないときは、エンジンルームを開け、寝ている猫たちをつまみ出してから出発します。
はぁ~。手間がかかりますねぇ。
しかし、小さいうちだけでしょう。
大きくなったら、いくら猫でも入り込めるわけないです。
早くおおきくなぁれ。