配車アプリで帰宅する中学生
停電予定なので、予約投稿です。
家の前に見知らぬ車が止まります。ドアが開く音と同時にワイワイキャァキャァ賑やかな声が。また、来たな。中2のくわちゃんがお友達を連れて学校から帰ってきました。
くわちゃんの中学校は、息子たちも通った私立の中学です。うちから車だと12~13分の距離です。息子たちは自転車で通っていましたが、運動が大嫌いなくわちゃんは、自転車は嫌だと言い、最初は学校の送迎ワゴンを利用していました。行き帰りと往復で利用して、ひと月500,000ルピア(約3700円)でした。
二年生に進級してひと月くらい経った頃、くわちゃん、送迎ワゴンの利用は行きだけにしたいと言い出しました。理由を聞くと、帰りも利用すると、学校が終わったらすぐに待っているワゴンに乗らなくてはいけないのがイヤだ、と言います。
要するに、放課後、お友達とダラダラお喋りしたりしてのんびりしたい、という事なんですが。「じゃぁ、何に乗って帰ってくるの?ママ毎日なんて迎えに行けないよ」と言うと、当然の様に、「Go-jek!!」と言います。
今Go-jekは、インドネシアの生活には欠かせないアプリとなっています。主な利用は、配車と食べ物のデリバリ。
このGo-jekのバイクタクシーを利用して帰って来ると言います。中学から家までこのバイクタクシーを利用すると、一回6000ルピア。安い!!
行き帰りバイクタクシーを利用したとしても、送迎ワゴンの料金の半分です。
いや、しかし、値段の問題だけじゃないんだよね。朝もGo-jek利用しちゃうと、万が一バイクタクシーがつかまらない場合は困るし、バイクだから、雨降ったら濡れるじゃん。なので、朝だけは送迎ワゴンを続けて、帰りはGo-jekのバイクタクシーで帰ってくるというパターンで落ち着いてます。送迎ワゴン、半分の利用だから料金も半分か?と思いきや、350,000ルピアで、しっかりビジネスですわ。
で、時々友達と帰って来る時は、一人一人バイクタクシーを利用なんて面倒くさい事はしません。Go-jekバイクタクシーのお車版Go-Carというのがあるのです。Uberもあるけど、インドネシアでは大幅にGo-jekが勝ってると思うな。
そのGo-Carを使って帰ってくると、家まで15,000ルピア。4人で乗ったとすると、割り勘で一人4000ルピアもしない、バイクタクシーよりお安くなっちゃいます。
驚いたことに、学校の休み時間に、このGo-jekを利用して、おやつや食べ物を買ってもいいのだそう。へぇ~、今どきの中学生はぁ。
マックやタピオカドリンク、買ってるみたいだよ。
でも休み時間内に到着しなかったら、どうするんだろうね。まさか教室まで宅配!?
それはいくらなんでもないでしょう。
明日(8月7日)は停電予定
明日、私が住んでいる市は(東ジャワ州シドアルジョ市)、午前9時から午後4時までの7時間停電になる、と夫が教えてくれました。
夫は友人たちとのWAのやり取りで、情報をもらったようです。
新聞やテレビでのお知らせは全くないので、もしかしたら知らずにいきなり停電になってたかもしれませんね。
おとといの日曜日、首都ジャカルタで、12時間にも及ぶ停電がありました。
これは計画停電でもなんでもなく、いきなり、ブチッとすべての電源が落ちたようです。
これは怒るよね。いきなりブチッは。しかも、12時間って。夜にまたがったので、ジャタルタ市民の皆さんは、大変困ったことでしょう。
それでね、インドネシア大統領が物凄くお怒りになりまして、電気会社の社長に喝を入れたんです。
「このような事が二度と起きんように即座に対策しろっ!!!」ってね。
青くなった電力会社幹部たちは、インドネシア全国の電力提供設備を点検するという計画を打ち立て、順にメンテナンスを行っていくんだって。そのため、明日うちの地域は停電なわけです。
いきなりブチッじゃないだけマシなんだけど、停電はイヤだなぁ。
暑い中、扇風機もエアコンも使えないし、電気で汲み上げてる水にも支障がでるし。ネットも使えない。日中だから明るさは十分あるので、読書するしか手はなさそう。
どこかに出かけるという手もあるけど、どこへ行こう。
子供だちも、学校のエアコンが作動しないと汗だくの授業になるな。
停電は年に何度かは必ずあるので、最低限これだけは揃えてます。
扇子。風を受けるだけで、かなりラクになれます。でも、手が疲れてくるんだよね。
もし、停電が夜の場合だったら、充電式の電器とろうそくは必須です。
長い普通のろうそくは切らしているので、昔アロマテラピー用に買ったろうそくの残りを使い切ろうとしてます。
あ、コレが役に立つ時がきた!
日本のお友達にもらった、手動式コンパクト扇風機。インドネシアでも電池で動かすのは見た事ありますが、いざというとき、電池が見当たらなかったりするから、手動の方が絶対いいよね。明日、くわちゃんに持たせてあげよう!!
娘の17歳誕生会の飾りつけをする義弟
夫の兄妹5人はとても仲良しなので、WA(LINEのようなアプリ)でグループを作ってます。配偶者はもちろん、子供らまで強制的に参加させられてます。
そして、ほとんど毎日のように、チャットしてます。ジャワ語で会話してるので、意味不明な私はほとんどスルーしてますが、そこに投稿された画像や動画は、勝手に私のスマホにも保存になってしまうんですね。で、定期的に削除するんですが、
え、なにやっての?義弟!
って画像があったのね。
ブレブレですみませんね。
なにこのピンキカのヒモ。
これで壁を装飾してどうすんの?と疑問に思ってましたら、姪の17歳の誕生会の準備のようでした。
インドネシアでは、17歳の誕生日は、スウィートセブンティーンといって特別なのです。日本のような成人式がないのでそれの代わりのようなものでしょうか。車の免許も17歳からとれますしね。
だから17歳の誕生日は、クラスの友達を招いて盛大にパーティーを開くのです。
お金持ちの子は、ホテルとかでやったりもします。
うちの子たちは、オトコだったので、それほど盛大にはやってません。お金だけ渡して、どっかのレストランいや食堂か、そこで友達におごってあげたくらい。
オトコはいいんですよ、それで。でも女の子は違うみたいねー。
やっぱ一生に一度のことなので、お姫様みたいな恰好をしたいらしいです。
義弟も一人娘のためにせっせと部屋をパーティー仕様にしたらしいです。いいお父さんねー。うちの夫だったら、絶対やらないな。
そしてまた義弟の嫁も、たくさんのご馳走を手作りして、お友達をもてなしたんだって。私だったら、絶対無理無理ー!料理作るの面倒くさいからどっか外でやってもらうわ。だって30人くらい招待するんだってよ。そんな人数の料理なんて、作れるわけないもん。
この日、義弟のところから、料理のおすそ分けをたくさんもらって、一食分助かりました!