猛暑の中3時間待たされた結婚式
まだまだ寒かった3月上旬の北海道から、
常夏のインドネシアへ戻って来て感じた事、
やっぱ、寒いより暑い方がマシだぁ!!
マイナス気温で風がビュービュー吹いている中、
あまりの寒さに体を揺らしながらバスを待ってた時、
こりゃざぶい!さぶすぎる!!
これは、もう拷問だ、と感じてしまいました。
生まれ育って30年近く暮らした北国の生活を忘れたわけじゃないけれど、
インドネシアに住んで20年、
身体はすっかりインドネシア仕様になってしまってたんですね。
先日の水曜日、10年近くもうちで一緒に暮らした
夫のイトコのE君の結婚式がありました。
E君、うちを出てから3年以上が経ったなんて、
早いなぁ。
奥さんの実家で行われたのですが、
これがなんというか、インドネシアっぽいというか、
時間の感覚が日本と違うというか、
いい加減にしろ、というか・・・・。
朝の10時に始まるというから、車で3時間くらいかかるので、
午前7時に家をでたんです。
平日ですから、子供たちを学校に送り出し、家事もかたずけて。
そして、10時過ぎに到着したわけですが、
しかしそこからが長かった。
待てど暮せど、何も始まらないんです。
おまけに猛暑で、テント張った会場は、大型扇風機が回ってるとはいえ、
座っているだけで、胸の谷間にツーッと汗が流れるの感じるんですわ。
椅子に座って待つこと3時間。
一体どういう事!?
E君の母親たちは、もっと遠い所から、朝の2時に出発してきて、
疲労度も怒りもマックスだったと思います。
E君のお母さん、堪えきれず、スマホでE君を呼びつけました。
「アンタっ!一体いつになったら始まるのッ!
お婆ちゃん、暑くて疲れすぎて失神してしまうでしょ!!」
と言ってるのかどうかは知りませんが、
E君も
「いやぁ、もうちょっと待ってよ、母さん、いろいろあって」
となだめてる様子でした。
で、結局午後1時過ぎに、親戚以外のお客さんも集まり、
ようやく始まったのでした。
それで、ふと、そのお客さんたちが持っている招待状が目に入ったのですが、
開始時刻が、ちゃんと12時ってなってるじゃないですか。
12時になってて1時から始まるのは、インドネシアでは当たり前なので、
文句はないですが、
じゃあ、なんで、私たちは10時に集合したのでしょう。
E君、時間はちゃんと正確に伝えてよ。
そして、やっとこさ始まったと思ったら、
来賓の祝辞が長い長い長過ぎる!!!
3人で一時間って。
一番ハナシが長かったこのおっさん、
ジャワ語で話してるから、意味わからん。
面白い靴をはいてました。
インドネシアではよくある形なのですが、
フツーの黒紳士靴なのですが、かかとの部分が最初からなくて、
サンダルみたいになってます。
暑いから蒸れないように?
なんか、かっこわるいよねー。
さんざん待たされて、親戚間ではブーイングの嵐でしたが、
無事終わりましたので、まぁ、いいっか。
夜、E君から夫にメールがあり、
「大変お待たせしてしまって、すみませんでした」
と謝ってましたけどね。
謝るくらいなら最初からキチンとしろ、
と私はまだブーたれてましたけどね。