洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

高速道路で・・・

昨日、義妹の赤ん坊のお世話をしに病院へ行った帰り、一人で高速道路を運転して帰ってきたんです。
たかだか10キロちょっとの距離なのですが、途中、なんだか、私の車からゴゴゴゴッッッというヘンな音が聞こえてきました。

気のせいだよね、外からの音だよね、と思い込もうとしましたが、次第にゴゴゴゴッッッが大きくなり、プハップハッという音も混じってきて
「きゃぁぁぁぁ~~!!なんなのぉ、この音ぉぉ~~~!!」
と言いながら、慌てて車を止めました。

念のため、道路の脇にある、草むら(インドネシアの高速道路はのどかなのだ)に止めて、車から降りタイヤを見たところ、
右の後方タイヤが、パンクしていました。
タイヤはぺちゃんこで、パンクというより、破裂したという感じです。タイヤのゴムが何箇所も破れていました。

ぎゃゃゃゃゃーーーーーー!!!

な、なんで、高速道路で!?
な、なんで、私一人のときに!?
ど、ど、どうすればいいんだ!?

しばし呆然としてしまいました。

タイヤ交換、できなくはないけど、高速道路でやっても問題ないんだろうか!?
でも、この車のスペアタイヤは車の底にくっついているので、外し方とか知らないよ。
いろいろ考えてみましたが、ここはまず夫に携帯電話で連絡です。

夫が言うには、高速道路の管理会社に電話するから、何もしないでそのまま待ってなさい、とのことです。
日本のように高速道路脇に電話の設置などありませんから、携帯持っていない人とかは、どうするんでしょうね。

それで、夫の指示に従い、じーっと待っていました。
待つこと20分。管理会社の人、ホントに来るの!?と不安になり、黙って座っているのもなんだしと思い、とりあえずジャッキとかスパナ(?ボルトを外すやつ)を取り出していたら、
「奥さん、どうしました?」と、管理会社の人がやってきてくれました。
でもね、こっち側の車線から来るとばかり思っていたら、反対車線に車を止め、徒歩で中央分離帯をまたいで高速を横断してやって来たのには、ちょっとびっくりしましたけど・・・・。

「あのぉ、タイヤパンクしちゃったんですよ・・・」
「あ、そう。じゃ、ちょっと替えてあげるから、待ってて」
と二人のおじさんが、慣れた手つきで、素早くタイヤを交換してくれました。
あ~、よかったぁ!!

日本だとタイヤ交換も出来ないやつは車を乗る資格なんかないと怒られそうだけど、インドネシアでは女性はそういう事はできないのが当たり前と思われているのか、教習所でも教えてくれないので、なにも責められませんでした。でも、今度からは、自分でチャチャっと交換できるよう、練習しとかなきゃなと、心に誓ったのでした。

ちなみに、タイヤ交換は無料でした。
でも、タダというわけにもいかず、お礼は少し渡しましたけどね。

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