洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

交渉人

昨日の出来事なのですが、ジャカルタに住んでいる夫の叔母が亡くなりました。
3週間ほど患って、あっけなく・・・です。
インドネシアでは2年も3年も病気で寝たきりって話は聞きません。

で、叔母のお墓がこっちになるんで、急きょ、飛行機で親族と叔母のご遺体がやってきました。
いえ、ご遺体は、空港から直接お墓へ直行ですが。

すごいと思ったのは、明け方亡くなって、午後8時にはもうお墓の中。
お墓が近い人なら、亡くなって数時間でというのは当たり前なのですが、
飛行機で一時間ちょっととはいえ、かなりの距離なのです。
しかも、お墓の管理人への連絡とか、空港からお墓までの救急車の手配、みんな親戚一同がやりました。

なんでもちんたらかんたらと手続きに時間がかかる国ですが、こういう場合の迅速な行動って、すごいなぁと感心しました。

で、空港からの救急車ですが、私前に救急車に乗ったって記事にしましたけど、あの時はすごく高くて驚きました。だから、すかさず 「救急車、いくらだったの?」と訊いてしまいましたよ。

そしたらね、びっくりするくらい安かったんですよ。ご遺体割引でもあるのかと思ったらそうではなくて、救急車を手配した義妹のダンナが、料金を値切りに値切った結果なんだそうです。

この義妹のダンナ、必殺交渉人というくらい、交渉(値切りのね)が上手いんです。
この救急車の料金、半額にした!というのだから、プロです、もう。

でもね、もうご遺体だったから悠長に値引き交渉も出来たでしょうけど、身内の病人の搬送のためだったら、ここまで出来たかなぁ!?
あの人だったら、出来るのかもしれないな。

う~ん、あっぱれでした。

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