洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

断食中止の理由

昨日の断食明け直後、義妹が子供たち(5才・3才)二人を連れてうちへやってきました。
聞くと、子供たちと遊びに行った帰りとのこと。

「あれ~断食しなかったの?」「まぁね」
断食の時間帯はなるべく家にいるのが普通なので、出て歩いていたという義妹は、
てっきり生理中で断食は休みなのだろうと思いました。

ところが、食後、みんなでトラウェのお祈りをしよう、というと義妹も参加すると言います。
アレ、生理じゃなかったんだ。
真面目な義妹が断食をサボるとはめずらしいなぁ、と思いましたが、義妹たちが帰った後、夫から聞きました。

なんと、義妹は夫婦ゲンカで怒りが最高潮に達し、子供たちを連れてすぐに外出しましたが、こんな怒った状態では断食は無効になると、自ら断食を中止したというわけでした。

そうなんです、断食中は、飲食の禁止の他、夫婦関係も禁止ですし、いやらしい事を考えるのもダメです。
そして、怒りの感情など、悪い感情を持つこともいけないとされています。

しかし、人間ですからねぇ、義妹みたく、いくら断食中とはいえ、派手に夫婦ゲンカをしてしまうこともあるでしょう。私だって、昔ほどでないにしろ、子供たちを怒ったりしますし、挙句の果てには
「ママ、断食でイライラしてるんだから、怒らせないでよっ!あっちいけ!」
など、最低な一番言ってはならないセリフが口から出たりします。
なんのための断食か、つくづく情けなくなりますね。

夫婦ゲンカの原因ですか?
義妹曰く、義妹のダンナは

甘くすればつけ上がり、厳しく注意するとちゃんとやる。
そんなんだったら、アタシは年がら年中ダンナのケツを叩いて怒ってばかりいなきゃならないじゃないっ!!
子供じゃあるまいし、いい加減にしろ!

という、たわいもないものでした。

インドネシア人男性もピンキリですが、怠け者も少なくないです。
義妹のダンナは、子供の面倒は人一倍よくみるんですけどねぇ・・・。
しかし、義妹、強いナァ。

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