飼い猫をおしつけられた
今日のお昼ご飯です。
もちろん外食。
久しぶりのインドネシア料理、やっぱり美味しい~!
家から車で45分とちょっと遠めの所にあるのですが、
全料理どれも素晴らしく味が良いのです。
チャカンクンという野菜炒めも、海老かカニのスープをベースにしているらしく、
味わったことのない美味しさです。思わず、汁まで飲み干してしまいました。
エビ焼きも、皮まで食べられて、それが固くないの。
頭も味噌がいっぱいで、絶妙です。
地鶏一匹 RP75,000(約 600円)と、とっても安いうえに物凄く美味しかったので、
義妹の所とフィファ姉さんの所へ一匹ずつ、お土産として買いました。
4人でお腹いっぱい食べて、地鶏二匹お持ち帰りで、3千円でおつりがくるお値段でした。
スラバヤから、避暑地のトラワス方面へ向かう途中の道沿いにあります。
『Warung Idola』お近くに行く用事がありましたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
朝、洗濯物を干していると、
「フィゴー、フィゴー!!」
と叫ぶ婦人がバイクに乗りながらやってきました。
インドネシアでは、売り物の名前を叫びながらの行商が普通なので、
てっきり、フィゴーという物を売ってる人かと思いました。
でも、その婦人、売り物らしいものはバイクに積んでないし、
道の左右を何か探す様子で見ながら、バイクを運転してたんです。
なので、
「何か探してるんですか?」
と訊いてみたら、白黒の猫を探してるというんです。
「あ、その猫ならちょくちょくうちに来てましたよ」
と教えてあげたら、ひょっこり出て来たんですよ、うちの方から。
そのフィゴーが。
「アーー!フィゴーーー!!」
その婦人は、目を輝かせてフィゴーに歩み寄り、頭をなでなでしながら、
持参してきたカリカリを食べさせたんです。
探してたフィゴーが見つかってよかったですねー、とひとしきり猫バナシで盛り上がったのですよ、そのご婦人と。
で、フィゴーもカリカリを食べ終わったので、てっきりそのまま連れて帰ると思ったのですが、かごも何も持ってきてなかったので、
もしかして抱っこしてバイクで帰るのか?
と思い、なんだったらうちのカゴ貸してあげようかと思い訊きました。
「フィゴー、どうやって連れて帰るんですか?」
で、その返事にぶったまげ!!
「いや、そのまま、ここに置いといて」
え゛!?
何言ってんの?この人?
「フォゴーね、うちにいる他の猫と相性が悪くて家出しちゃったのよ。だから、連れて帰ってもまた家出しちゃうから、このままここでいいわ」
ここでいいわ、って、ここって、私んち!?
いや、うちもう猫10匹で定員オーバーですから。
とたんにテンション下がった私ですけど、どうも強気で
「連れて帰ってください!」と言えなくてね。
「あぁ、そうなんですか、ゴニョゴニョ・・・・・」
とだけ言いました。
探し回るくらい大事にしてる猫なら、責任もって連れて帰るのが普通ですよね。
理解不能のインドネシア人、久しぶりに遭遇しました。
それが、朝の出来事で、夜、またその婦人が
「フィゴー!フィゴー!」とバイクでフィゴーを探してやってきたんですよ、うちに。たぶん、夕ご飯のカリカリをあげようとやってきたのかな。
その時フィゴーはうちの周りにはいなくなっていて(捨ててませんよ、私)、
「あれ、おかしいですね、夕方くらいまでは鈴の音聞こえてましたけど」と適当な事をいうと、
「すみません、奥さんの携帯番号教えてください!」ときたもんだ。
えーーー!?たぶん道3本くらい 裏の所に住んでる人だと思うけど、初対面だよ。
いやだよ、携帯番号教えるのなんて。
なに、これから朝晩「フィゴーいますか?元気にしてますか?」って私に訊くわけ?
もういやだよー、そんなのぉ。
でもNOって言えない日本人なので、教えちゃいましたけど。
ううう・・・・・。
フィゴー、オマエ、家帰ろよ!!!