洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

エンストした車は押すとエンジンがかかる

昨日の夜、義妹の家へ行こうと夫が車を出そうとしていました。しかし、聞こえてきたのは車のエンジン音ではなく

「子供たち!!!全員集合!!!・・・・・・・・・あ、くわちゃんは、いい。」という夫の不機嫌な声。

「なになに?どうしたの?」

「エンジンがかからん!みんなで押してくれ!!!」

「・・・・・・・・・・・・。」


どうやら バッテリィーがあがってしまった 様子。

私はこの国に来て、初めて知りましたよ。

エンストした車は、押して加速をつけアクセルを踏むとエンジンがかかるってことを。

免許取るとき教習の本にそんなこと一言ものってませんでしたよ。

バッテリーがあがってしまった場合は、なにか心臓の血管を思い出させるおおきな洗濯ばさみのようなものがついた 赤と青のケーブル を使って、よそ様のお車からバッテリーをいただくというのが、日本での対処の仕方ですよね。

私も寒い地方に住んでいたので、何度近所のおじさんにお世話になったことか・・・・。

どういう仕組みでこんなやりかたでエンジンがかかるのかは、私にはよくわかりませんが、とにかく、押しましたよ。いや、私は見てただけ。

舅にハンドルを握ってもらい、夫と小学生4人が力を込めて押す・押す・押す・!!!

ブルッ、ブルルルル、ブルン、ブルルン・・・ブルルルルルルン!!!

やったぁ!!!エンジンがかかった時はみんな拍手でーす。



で、無事義妹の家へ着いたはいいですけど、その帰り、今度は義妹のダンナにも 車押し させるはめになりました。

でもこれはまだ家で起こったから、いいんです。

これが、外出先とかだったら大変。・・・・でも、ないか。

とにかく押してくれる人を確保しなきゃならないですからね。

そのへんにいるヒマそうな人、二人か三人に

「すいませーん。車とまっちゃったんで押してもらえますか?」と頼むわけですよ。

こういう事態には慣れているのでしょうか。

もともとそのへんにいる人ですから、ヒマなわけで、けっこう嫌な顔せず押してくれます。
ありがたいです。ジャフなんか全然必要ないです。