可愛い虫
おとといの日曜日、メッカに行く親戚のお祝いがあり出かけました。
そこのお家にたどり着いて、あ然。え!?なんで、このような家に・・・!?
そこは、インドネシアでいうと一番安い素材で造られた、新築の家でした。
ふつうは赤レンガで壁を造るのですが、この家の壁は竹を編んで作った壁でした。以前はちゃんとした家に住んでいたはずなのに、何があったのだろうか、といらぬ詮索をしましたが、
理由が判明しました。
なんでも、ここの地区は知る人ぞ知る、かの有名なラピンドの損害賠償の地域に該当するのだそうです。
なので、もともと更地だったものを、一番安い原価で家を建て、土地の分と一緒に家の分の損害賠償もしてもらいましょうという魂胆、いえお考えなのでした。たくましいですね。
しかしこの家、もんのすごく暑い。
屋根は鉄板なので、太陽光線をモロに吸収し、家の中は灼熱地獄でした。
こんな藁の日よけは、一見涼しそうなんですがね。
私はとても中で座っていられなくて、この日陰で休んでいました。
そうすると、私の膝の辺りをなにか、モソモソと動くものがあります。
一瞬ひゃっ!としましたが、蜘蛛かなんかだろう、と思ったら、こぉんな可愛いカマキリの赤ちゃんでした。
小さくてもちゃんとカマキリの形をしています。
思わず
「きゃ~!かわいい~っ!!」とうなってしまいました。
ここは田舎の方ですから、まだまだ自然が残っているのですね。
時々、成虫のカマキリにも遭遇しますが、アレは素手で触れません。
あのハサミでチョキンとやられそうで、怖いっ!