洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

犠牲祭 ヤギ解体のすべて

昨日は犠牲祭でした。
この日、毎年恒例ですが、
フィファ姉さんの家に親戚が集まり、
ヤギを解体して、
ヤギ串にして食べました。

その一部始終なので、
けっこうキモイです。


その前に、

ついてそうそう、
アクシデントがぁぁぁぁ~~っ!!!


うちの車の後輪が、
橋から落ちたぁ~~~っ!!!




イメージ 1

ちょうどフィファ姉さんの家の前に、
川があり、
狭い橋がかかっているのです。


何百回もここを通ってますが、
落ちたのは初めて。

私じゃないですよ、夫ですよ。



イメージ 2

おりゃぁぁぁ~~!!!
と後ろから持ち上げようと試みましたが、
全然ダメです。

親戚の男性5人くらいでは、
うんともすんとも言わなかったので困っていたら、

隣りのモスクで牛の解体作業をしていた男の人たちがやってきて、
一緒に車を持ち上げてくれました。



イメージ 3



汚い川の中にまで入ってくれて、
なんて親切なんでしょう。


なんだかヤギの解体前に、
力を使い果たした感はありましたが(私は見てただけだけど)

さっそく始めましょう。

私たちが着いた時は
ヤギはこのような状態でした。



イメージ 4

すんごく太ったヤギ・・・ではなくて、
屠殺後自転車の空気入れで、
ヤギの体を膨らませたのです。

これはなぜかというと、


イメージ 5

剃毛しやしくするため。

ヤギの体に熱湯をかけて、
丁寧にカミソリで剃毛していきます。

イメージ 6

そして次に、
内臓を取り出します。

イメージ 7

取り出した内臓は、
さっきの川で洗います。

この川ねぇ、近所の人なんでも捨てるから、
使い捨ての紙おむつとか、
得体のしれないものとか、
いろいろ流れてくるんですよ。

まぁ、この日はみんなこの川で、
ヤギや牛の皮だの内臓だのを洗っていましたから、
ヘンなものは捨ててないと思いますけど。

イメージ 8

イメージ 9

無造作に鍋に投げ入れられた四肢。

イメージ 10

そして肉を串に刺していきます。

イメージ 11

自家製のタレをつけて焼き、
ヤギ串の出来上がり~。


焼きたては美味しいんですよ。
冷めると固くなって歯が立たなくなるので、
なるべく焼けてすぐに食べます。

イメージ 12

ひと段落した頃、
家の前にコンロを置き何か茹でてます。
ヤギの生首が転がってても、
もう見慣れた光景で何も感じません。

しかし、このコンロなんでこんなに汚いのだろう・・・・。
なにげに鍋に名前がかかれています。

大きな鍋は親戚行事があると、
借りる人が多いので、
ちゃんと名前をかいておかないと
返ってこない場合があるからです。


イメージ 13

イメージ 14