洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

式の時間をなぜ間違えるかな~

昨日はお義父さんの再婚相手(別居婚ですが)の娘さんの、結婚のお式に招待されていました。

披露宴は三月に行うということで、昨日は身内だけでお式を挙げるとのことだったのですが・・・・。

お義父さんがお式は午後3時過ぎからだというのて゜、
車で二時間かけて行ったのですが着いてみるとまだ準備段階。

「あれ?式は3時からじゃないんですか?」とお義母さんにきくと

「午後7時からよ。いいじゃない、ゆっくりしてけば。」と言います。

なにぃ!?午後7時!?

お義父さんはどうしてそんな3時と7時を間違えたのでしょう。

それはこういうことです。

インドネシアでは行事があって人を招待する場合、○○時というふうに時間で表現するのではなくて、
一日五回あるイスラムのお祈りの時間を基準にすることが多いのです。

「昼のお祈りのあと」とか「夕方のお祈りのあと」などと言うふうにです。

なのでお義母さんは『夜のお祈りの後』って言ったのに、お義父さんは『昼のお祈りの後』 と勘違いしてしまったようです。年ですからね。

でもインドネシアではそんな事全然気にしません。
7時まで待ってはいられないので、食事などごちそうになってから、お祝いを述べ帰ってきました。

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これは、自宅に作られたお式のための飾りつけです。生花を使っています。とてもキレイでした。
花嫁・花婿さんはまだ準備が整っていませんでした。

ここに役場の結婚係り担当の人に来てもらい、証人をたててお式を挙げます。

今は家でやる人たちが多いみたいですね。
私の時は役場に親戚と出向いて、簡素な部屋で式を済ませたものですが。

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これは花嫁さんのお部屋です。

初夜(きゃ~~~)のためにお部屋もお花で飾りつけをします。

インドネシアではまだまだ純潔を守る風習がありますので、処女と童貞だったかもしれませんね~。

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私たちがいた時間帯で唯一あった結婚の儀式のためのならわしです。

近所の男衆に来てもらい、お祈りを奉げてもらいます。
そしてその後は、決まったおかずと山盛りのご飯を持って帰ってもらっていました。

家でやるとなにかと出費もかさんで大変そうでした。
ふつうは披露宴と同じ日に行うのですが、花婿の転勤地へ一緒に行くため、急きょ式だけ挙げたそうです。

結婚していない男女が同じ家に住むというのは考えられないですし、
近所に知られるとボコボコにされる可能性があるからです。
テレビのニュースでみたことあります。
ボコボコにされてる男女。

そういうわりにできちゃった結婚も少なくはないんですけどね。

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