洗濯と読書の日々

インドネシア在住50代主婦 7人家族 猫6匹

チフスって宣告されてもあせらないでね

長男が三日前から高熱を出し寝込んでいました。
最初は下痢も続いていました。
そのちょっと前に夫がかなり激しい下痢で、
会社に替えのパンツとズボンを持って行ったほどです。

ですから、ウィルス性の腸炎だろう、夫からうつったのだと思っていました。
他の子供も二・三回下痢をした子もいましたが、熱がでた子供は長男だけです。

それでさっき、近所の私立病院へ長男を連れて行ってきました。
その病院の内科はヤブで有名です。

それでもインドネシアでは、デング熱など高熱が続く危ない病気も少なくありませんので、血液検査だけはしておいた方がいいのです。

採血後、出血がなかなか止まらず、ちょっとあせりましたが、血液検査結果は異常がありませんでした。

検査結果の紙を見て医者が一言。

「チフスです。」

しかし私は驚きません。
正真正銘のチフスだったら日本では法定伝染病で隔離が必要な病気です。
ですがインドネシアでは、高熱が出て下痢の場合
かなり高い確率でチフスを宣告されます。

チフスかどうかを調べるのであれば、血液の培養などが必要で、ほんの10分ほどで結果が出る病院の血液検査などでは、とうてい断定できるものではないのです。
だから、インドネシアでチフスと言われたらウソだと思っていいのです。

何かのばい菌に反応が出ただけなのでしょう。

だからちょっといじわるく聞いてみました。
「先生、あの、チフスって兄弟とかでうつるのでしょうか・・・・・」
「いや、うつらないよ。悪い食べ物からなっただけだから。」

その先生と交わした会話はそれだけでした。
どれだけヤブかわかりますよね。

ふつう、問診から始まっていろいろ聞いたり説明したりしますよね。
それが全然ない。
「チフスです。」
「いや、うつらないよ。悪い食べ物からなっただけだから。」
これしか喋らない医者は、一体ナンなんでしょう。

別にいいんですけど。
わかってて行ってますし、血液検査がしたかっただけですから。

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