新しいお手伝いさんの仕事ぶり
新しいお手伝いさんの仕事ぶりは、まずまずです。
体もがっしりしているので、床のモップがけもギュッギュッとやってくれ、
床がきれいになったのを足裏センサーが感じます。
前の人は見るからに病弱で、ポヨンポヨンとしかモップかけが出来なかったので、いつも床がザラザラしていました。
「はぁ~・・・・・。ふぅ~・・・・・・・。」
とため息つきながらモップがけする人に
「ちょっと!!ちゃんと力入れてやってよね!!床まだ汚いじゃないのっ!!」
なんて鬼のようなセリフは言えません。
いつもブチブチブチブチ後から一人で文句言ってました。
しかし新しいお手伝いさん、アイロンかけが異常に遅い。
初めてだから、丁寧に丁寧にやってくれていたのでしょうが、私だったらチャッチャと30分で終わるところを一時間半かかってやってましたよ。
「う~ん、ちょっとあんまり丁寧にやんなくていいよ。家で着る子供達の服なんか適当でいいから。制服と夫の服だけ丁寧にやってくれれば。」
と雇用者にあるまじき言動だったかもしれませんが、つい口から出てしまいました。
だって、あまりにアイロンかけに時間がかかると、他の事やってもらう時間がなくなってしまいます。
時間制ではないけど、だいたい二時間から二時間半くらいという感じなのです、彼女の給与だと。
お皿洗った後も、洗い場にカスがいっぱい。
「悪いけど、お皿洗ったあと、カスとかゴミも水で流しておいてね。」
笑顔でさりげなく言います。
流し台のシンクも普通のお皿を洗うスポンジでゴシゴシやっていたので
「あ~!!流し台の中はこっちにある別のスポンジ使ってね!!」
インドネシア人はふきんと台拭きも、ごちゃまぜにしてしまう傾向があります。
スポンジだって、言わなければお皿も残飯入れも同じものを使います。
最初が肝心なので、こうるさいおばさんと思われようがかまいません。
細かいことまで、いちいち言っていこうと思います。