酸っぱいニオイの虫

昨日の朝、部屋の隅をなんだか見慣れない大型の黒い虫が歩いていました。
一瞬クワガタかと思ったのですが、クワガタのようなつのの他に、長い触角もついていて、胴体がアリっぽい。

ヨタヨタと歩いていたので私は見てみぬふりをしていたのですが、
虫嫌いの夫が見つけてしまいました。
「ちょっと！それ！危ないよ！とって、とって！」
と私に向かって言います。逆じゃないのか？
「早く！早く！殺して！」
殺してってね～何も悪いことしていないんだから、無意味な殺生はいけませんよ、アナタ。

そこで私は重い腰をヨッコラショ～とあげ、右手にテレビのリモコンを、左手にそこらへんにあったノートを持ちました。
それではさんで外に出してあげましょと思い、その虫を持ち上げたとたん、

ぷしゅゅゅゅゅ～～～

という音は聞こえませんでしたが、物凄い臭気が部屋じゅうにたちこめました。
臭気といっても、へっぷり虫とかへっこき虫（カメ虫のことです）といった臭いとも違います。

すんごい酸っぱいニオイだったんです！！

梅干やシバ漬けのような、独特のすっぱいニオイ。
なんじゃこりぁ～～～！！
と一瞬手を離しそうになりましたが、
そのまま窓からポイと放り投げましたよ、その虫。

その酸っぱいニオイはかなり強烈で、部屋に入ってきた子供たちも
「なに、このニオイ～～！！すっぱ～～～！！！」と唸るほどです。

びっくりしましたぁ。
そんな酸っぱいニオイを発生させる虫がいたなんて。

で、調べてみたところ、オサムシというらしいです。
クワガタ虫とゴキブリのあいのこみたい感じでしたね。

写真はネットより拝借です。